AL-Mail
AL-Mail（あるめーる）は、有限会社クレアルが開発・提供しているWindowsオペレーティングシステム上で動作する電子メールクライアントソフトウェアです。このソフトウェアは、ユーザーフレンドリーなインターフェース、高度なメール管理機能、そしてスムーズで軽快な動作を主な特徴としています。開発当初は、中村匡志氏によってWindows 3.1/NT3.51向けに16bit版フリーウェアとして作成されました。その後、周囲からの助言もあり、バージョン1.00からはシェアウェアとしてリリースされることになりました。1997年12月19日には、有限会社クレアルが設立され、それ以降、AL-Mailの開発とサポートは同社によって行われています。
マスコットキャラクター
AL-Mailには、「めいる君」という名前のマスコットキャラクターが存在します。このキャラクターは、漫画家の千葉智美氏によってデザインされました。親しみやすいデザインで、ユーザーに愛されています。
対応OSと機能
AL-Mailのバージョン1.13以降では、Windows 95、98、Me、Windows NT 4.0、2000、XPが正式にサポートされています。しかし、Windows Vista、7、8/8.1、10は公式にはサポートされていません。ただし、バージョン1.13aおよび1.13bは、Windows Vistaや7の環境で互換モードを使用すればインストールと起動が可能ですが、添付ファイルの保存ダイアログでファイル名が表示されないなど、動作が不安定になる場合があります。バージョン1.13dでは、Windows 7へのインストールが可能になるよう修正が加えられましたが、Windows 10では互換モードでの実行が必要です。また、ヘルプファイルはWinHelp形式で提供されているため、Windows Vista以降のOSでは標準機能では表示できません。32bit版では、マルチアカウントへの正式対応、フォルダのマウス操作による移動、アドレス帳の強化、マウスによる編集機能、アドレス入力補完機能、プラグインサポート、範囲指定印刷、メール作成時の外部エディタサポートなど、多くの新機能が追加されました。
開発の歴史
1996年頃、AL-Mail Version1.00がリリースされ、シェアウェアとなりました。
1997年12月19日、AL-Mail32として32bit版の正式版がリリースされました。
1999年10月15日、16bit版としては最後のバージョン1.34がリリースされました。
2002年6月22日、AL-Mail32 Version1.13がリリースされ、これ以降、機能の追加は行われていません。
2006年1月30日、Version 1.13aがリリースされました。このバージョンでは、添付ファイルの処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性が修正され、約3年半ぶりの更新となりました。
2006年10月28日、Version 1.13bがリリースされました。OP25B対応の開設ページにのみ掲載するという形で、公式なリリースとはなっていません。
2012年6月22日、JVN（一般社団法人日本ネットワークセキュリティ協会）は、「作者と連絡が取れず脆弱性が放置されているソフトウェア」としてAL-Mail32の名前と、連絡不能な開発者としてクレアルの名前を公表し、情報提供を呼びかけました。
2015年2月18日、Version 1.13dがリリースされ、複数の脆弱性が修正されました。これは9年ぶりの更新となりました。
評価と受賞歴
AL-Mailは、その優れた機能と使いやすさから、ユーザーコミュニティで高い評価を受けています。1996年2月8日には、フリーソフトウェア大賞を受賞しました。
雑誌掲載・収録
AL-Mailは、以下の雑誌にも掲載・収録されています。
インターネットマガジン1995年2月号
インターネットマガジン1996年1月号
インターネットマガジン1996年10月号
インターネットマガジン1997年2月号
外部リンク
AL-Mail's home page
ウェイバックマシン（1997年7月25日アーカイブ分）'>AL-Mail's home page - ウェイバックマシン（1997年7月25日アーカイブ分）
AL-Mailは、その開発の歴史を通じて、多くのユーザーに愛されてきたメールクライアントです。現在でもその使いやすさと機能性は多くのユーザーに支持されています。
マスコットキャラクター
AL-Mailには、「めいる君」という名前のマスコットキャラクターが存在します。このキャラクターは、漫画家の千葉智美氏によってデザインされました。親しみやすいデザインで、ユーザーに愛されています。
対応OSと機能
AL-Mailのバージョン1.13以降では、Windows 95、98、Me、Windows NT 4.0、2000、XPが正式にサポートされています。しかし、Windows Vista、7、8/8.1、10は公式にはサポートされていません。ただし、バージョン1.13aおよび1.13bは、Windows Vistaや7の環境で互換モードを使用すればインストールと起動が可能ですが、添付ファイルの保存ダイアログでファイル名が表示されないなど、動作が不安定になる場合があります。バージョン1.13dでは、Windows 7へのインストールが可能になるよう修正が加えられましたが、Windows 10では互換モードでの実行が必要です。また、ヘルプファイルはWinHelp形式で提供されているため、Windows Vista以降のOSでは標準機能では表示できません。32bit版では、マルチアカウントへの正式対応、フォルダのマウス操作による移動、アドレス帳の強化、マウスによる編集機能、アドレス入力補完機能、プラグインサポート、範囲指定印刷、メール作成時の外部エディタサポートなど、多くの新機能が追加されました。
開発の歴史
1996年頃、AL-Mail Version1.00がリリースされ、シェアウェアとなりました。
1997年12月19日、AL-Mail32として32bit版の正式版がリリースされました。
1999年10月15日、16bit版としては最後のバージョン1.34がリリースされました。
2002年6月22日、AL-Mail32 Version1.13がリリースされ、これ以降、機能の追加は行われていません。
2006年1月30日、Version 1.13aがリリースされました。このバージョンでは、添付ファイルの処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性が修正され、約3年半ぶりの更新となりました。
2006年10月28日、Version 1.13bがリリースされました。OP25B対応の開設ページにのみ掲載するという形で、公式なリリースとはなっていません。
2012年6月22日、JVN（一般社団法人日本ネットワークセキュリティ協会）は、「作者と連絡が取れず脆弱性が放置されているソフトウェア」としてAL-Mail32の名前と、連絡不能な開発者としてクレアルの名前を公表し、情報提供を呼びかけました。
2015年2月18日、Version 1.13dがリリースされ、複数の脆弱性が修正されました。これは9年ぶりの更新となりました。
評価と受賞歴
AL-Mailは、その優れた機能と使いやすさから、ユーザーコミュニティで高い評価を受けています。1996年2月8日には、フリーソフトウェア大賞を受賞しました。
雑誌掲載・収録
AL-Mailは、以下の雑誌にも掲載・収録されています。
インターネットマガジン1995年2月号
インターネットマガジン1996年1月号
インターネットマガジン1996年10月号
インターネットマガジン1997年2月号
外部リンク
AL-Mail's home page
ウェイバックマシン（1997年7月25日アーカイブ分）'>AL-Mail's home page - ウェイバックマシン（1997年7月25日アーカイブ分）
AL-Mailは、その開発の歴史を通じて、多くのユーザーに愛されてきたメールクライアントです。現在でもその使いやすさと機能性は多くのユーザーに支持されています。
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