ANAインターコンチネンタルホテル東京

ANAインターコンチネンタルホテル東京

ANAインターコンチネンタルホテル東京は、東京・赤坂のアークヒルズに位置する高級ホテルです。IHG・ANA・ホテルズグループジャパンが運営しています。

概要

1986年、森ビルが開発を主導したアークヒルズ内に、「東京全日空ホテル」として開業しました。当時は全日本空輸（ANA）が展開する全日空ホテルズの旗艦ホテルであり、運営は子会社の全日空エンタプライズが担当していました。2006年、ANAは国内ホテル市場での競争力強化のため、インターコンチネンタルホテルズグループと提携。共同出資会社「IHG・ANAホテルズグループジャパン」発足に伴い、2007年に「ANAインターコンチネンタルホテル東京」へと名称を変更しました。その後、ANAはホテルを含む複数の不動産をモルガン・スタンレーグループに売却しています。

建物は三角グリッド構造が特徴で、高層部は航空会社のホテルらしいシャープなデザイン、低層部は有機的な平面構成となっています。2023年10月からは大規模なリニューアルが行われ、客室の改装やラウンジの増床、レストランの新設などを実施。客室数は801室に減少しましたが、より快適な空間へと生まれ変わりました。

ホテル内には、12のレストラン&バー、ショッピングアーケード、大小20の宴会場、フィットネスルーム、ガーデンプール、エステティックサロン、ビジネスセンターなどの設備があります。

沿革

1986年6月7日 - 東京全日空ホテルとして開業
2007年4月1日 - ANAインターコンチネンタルホテル東京に改称

客室

多彩な客室タイプが用意されています。

クラシック（28㎡）
プレミアム（32㎡）
水スイート（52㎡）
空スイート（65㎡）
月スイート（52㎡）
風スイート（65㎡）
鳥スイート（56㎡）
花スイート（86㎡）
雅スイート（157㎡）

30階から35階は「クラブインターコンチネンタルフロア」となっており、同フロアとスイートルーム宿泊者は、クラブインターコンチネンタルラウンジを利用できます。ラウンジは35階と36階の2ヶ所に設けられています。

レストラン&バー

多様な料理と雰囲気を楽しめるレストランとバーが揃っています。

カスケイドカフェ（2階）：カフェレストラン
ザ・ステーキハウス（3階）：ステーキレストラン
花梨（3階）：中国料理
雲海（3階）：日本料理
乾山（3階）：すし
赤坂（37階）：鉄板焼
MIXXバー＆ラウンジ（36階）：バー&ラウンジ
アトリウムラウンジ（2階）：ロビーラウンジ
ジュネヴァ ロビーバー（2階）：ロビーバー
ダビンチ（3階）：メインバー
ブリュワーズ コーヒー＆バー（3階）：カフェバー
ブリュワーズ トゥーゴー（2階）：ペストリー/デリカテッセン

過去には、以下の店舗も営業していました。

ピエール・ガニェール（36階）：ダイニング
シャンパン・バー（3階）：バー
ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー（2階）：ペストリー/デリカテッセン

アクセス

東京メトロ銀座線・南北線 溜池山王駅13番出口より徒歩3分
東京メトロ南北線 六本木一丁目駅より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線 国会議事堂前駅より溜池山王駅出口利用徒歩13分
東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩10分

成田国際空港・東京国際空港（羽田空港）からは、東京空港交通のリムジンバスが運行されています。都営バスも利用可能です。

関連項目

淀川長治（晩年をこのホテルで過ごした）
安崎暁（2017年にこのホテルで生前葬を開いた）

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