AQUA (スターダストレビューのアルバム)

アルバム『AQUA』の詳細

『AQUA』（アクア）は、スターダストレビューの18枚目にあたるオリジナルアルバムで、2004年9月29日にリリースされました。このアルバムは、前作『Heaven』から約1年半の間を経て発表されたもので、ファンにとっても待望の新作となりました。特に注目すべきは、1998年リリースの『Moody Blues』以来、根本要以外のメンバーが楽曲制作に参加した点です。

アルバム内では、様々なアーティストとのコラボレーションが見られます。特に、CHAGE and ASKAや大泉洋との楽曲は「Stardust Revue Version」として新たに録音され、既存のファンのみならず、新しいリスナーにも楽しめる内容に仕上げられています。また、2018年12月19日にはUHQCDとして再発されるなど、世代を超えて愛され続ける名盤となっています。

収録曲について

1. Find My Way

作詞は根本要と野依美幸、編曲は矢代恒彦によるものです。この楽曲は、朝日放送・テレビ朝日系列の『熱闘甲子園』の挿入歌としても知られています。

2. Average Yellow Band

スターダストレビューが歌詞を担当した楽曲で、コーラスアレンジは岡崎昌幸が務めています。

3. 南風吹く丘で

歌詞はSone Of Hawkが手掛け、編曲は矢代恒彦が担当しています。この曲はベスト電器の店頭テーマとしても使用された経歴があります。

4. 本日のスープ (Stardust Revue Version)

大泉洋が作詞を行ったこの楽曲は、独自のアプローチで新たな息吹を与えられています。

5. オルフェウスの愛

　コーラスアレンジは岡崎昌幸によるもので、美しいメロディが印象的です。

6. 蛍

　編曲は久保田光太郎が担当しており、緊張感と静けさが共存する楽曲です。

7. 明日へ

作詞には柿沼清史と林“VOH”紀勝が参加、主に柿沼清史がメインボーカルを務めています。コーラスアレンジも岡崎昌幸が手掛けており、豊かなハーモニーが特徴です。

8. Smile

TBSテレビ『8時です!みんなのモンダイ』のエンディングテーマとしても知られています。

9. 黄金色の海

歌詞は柿沼清史と寺田正美が手掛け、曲調はリズミカルで明るい印象を与えます。

10. デェラ・シエラ・ム (Stardust Revue Version)

ASKAと根本要が共同で制作したこの楽曲は、特別なアプローチで新録音されています。

クレジット

アルバムの全曲（特記ない限り）では、根本要がギター、ボーカル、コーラスを担当し、その他のメンバーも各自の役割で貢献しています。特に、柿沼清史や寺田正美の参加があり、全体の音楽的な深みを増しています。

『AQUA』は、スターダストレビューの音楽的成長や進化を示す作品であり、多様なアーティストとの交流を通じて、新たな魅力を引き出しています。

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