ASKAの音楽活動において特別な意味を持つライブ映像作品、『
ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』が
2024年1月27日にBlu-rayとしてリリースされました。発売元は
DADAレーベルです。本作は、
ASKAが長年にわたり音楽的な影響を受けてきた世界的プロデューサー、
デイヴィッド・フォスターとの共演が実現したコンサートの模様を収めています。
この記念すべき共演は、『
ASKA & DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』と題され、2023年
3月16日から19日にかけて、神奈川県の
ぴあアリーナMM、東京都のBLUE NOTE TOKYO、そして兵庫県の
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールの三ヶ所で開催されました。
ASKAと
デイヴィッド・フォスターという、日本のトップアーティストと世界のトッププロデューサーによる組み合わせは、音楽ファンから大きな注目を集めました。
コンサートは、
ASKAのキャリアを彩る数々の楽曲に加え、
デイヴィッド・フォスターが手掛けた名曲、そして両者によるスリリングなコラボレーションが織りなす構成となりました。特に、互いの音楽性を深く理解し合うからこそ可能となった即興的なセッションは、その日限りの特別な瞬間を生み出し、観客を大いに沸かせました。また、ゲストボーカルとして
宮﨑薫が参加し、フォスターとの共演を含むパフォーマンスでコンサートに華を添えました。
本作『
ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』に収録されているのは、2023年
3月16日に
ぴあアリーナMMで行われた公演の模様です。この大会場でのパフォーマンスは、スケール感と緊迫感を併せ持ち、
ASKAと
デイヴィッド・フォスター、そしてバンドメンバー、ゲストの熱演が鮮やかに記録されています。
収録曲は多岐にわたり、
ASKAのソロとしての代表曲や、CHAGE and
ASKA時代のヒット曲、そして
デイヴィッド・フォスターとのコラボレーションで披露された洋楽カバーや即興曲などが含まれています。本編には、以下のような楽曲が収録されています。
ASKAソロパフォーマンス: 「SAY YES」、「
はじまりはいつも雨」、「YAH YAH YAH」といった往年のヒット曲から、「
憲兵も王様も居ない城」、「
MY Mr.LONELY HEART」、「けれど空は青 〜close friend〜」、「
晴天を誉めるなら夕暮れを待て」、「
僕のwonderful world」など、ソロキャリアを通じた楽曲を披露。パワフルかつ繊細な
ASKAの歌唱が際立ちます。
ASKA & デイヴィッド・フォスター コラボレーション: デイヴィッド・フォスター作曲の「You Raise Me Up」、「Winter Games into St.Elmo's Fire」といった楽曲を共に演奏。
ASKAの「
Man and Woman」、「
RED HILL」といった楽曲も、フォスターの新たな息吹を得て届けられました。両者の才能が火花を散らす「即興曲2023」はこのコンサートならではの聴きどころです。
宮﨑薫 & デイヴィッド・フォスター: ゲストの
宮﨑薫が参加し、「Chicago Medley with Glory of Love」や、
セリーヌ・ディオンのカバーである「To Love You More」を
デイヴィッド・フォスターと共にパフォーマンス。若手実力派と世界的プロデューサーによる貴重な共演が収められています。
トークセッション: 楽曲の間に挟まれる、
ASKAと
デイヴィッド・フォスターによる軽妙なトークも収録。リラックスした雰囲気の中で語られる音楽への想いやユーモア溢れるやり取りは、ファンにとって見逃せない要素です。
その他にも、「迷宮のReplicant」、「共謀者」、「next door」、「PRIDE / Hard to Say I'm Sorry」、「リハーサル」、「Be free」といった楽曲が、それぞれのパートで披露されました。
本作には特典として、ストリーミング配信を無料で視聴できるシリアルナンバーが封入されています。これにより、Blu-rayでの鑑賞だけでなく、オンラインでの手軽な視聴も可能となっています。
『
ASKA featuring DAVID FOSTER PREMIUM CONCERT 2023』は、
ASKAと
デイヴィッド・フォスターという音楽界の巨星が共演した、まさにプレミアムな一夜を収めた映像作品です。
ぴあアリーナMMの荘厳なステージで繰り広げられた、歴史に残るであろうパフォーマンスの全てを、高画質・高音質で何度でも堪能することができます。
ASKAのキャリアにおいて新たなハイライトとなるこの作品は、ファンならずとも必見の音楽ドキュメントと言えるでしょう。