AZ TIME MUSIC

AZ TIME MUSIC

『AZ TIME MUSIC』は、2007年10月から2009年3月31日まで、全国FM放送協議会（JFN）加盟局で放送されていた音楽ラジオ番組です。ジャパンエフエムネットワーク（JFNC）が制作し、人気のシンガーソングライターである東野純直がパーソナリティを務めていました。放送は、平日の夕方、月曜から木曜の16:00から16:55まで行われていましたが、自社制作の番組を編成している放送局が多いため、本番組が選ばれることは少なく、一部の局が途中で番組を打ち切ることもありました。

番組の構成

『AZ TIME MUSIC』には複数のコーナーが設けられ、リスナーを楽しませる内容になっていました。特に注目すべきは、2008年10月から始まったゲストコーナーです。このコーナーでは、様々なアーティストや関係者が出演し、音楽に関するトークを展開していました。

また、FMラジオショッピングのコーナーが16:21から放送されており、リスナーは刊行の情報を得ることができました。このショッピングコーナーは、前番組の『SUNSET JAM』と同じく、他の局が単独でネットすることもあったようです。

さらに、週ごとにテーマを設け、東野自らが選曲した楽曲を紹介する『AZ TIME SELECTION』が16:30から放送されていました。このコーナーはリスナーにとって、毎週新たな音楽の発見を楽しむ機会を提供していました。

ネット局の状況

全体的に『AZ TIME MUSIC』は、フルネットしていた局として長野エフエム放送（FM長野）や岐阜エフエム放送（Radio 80）などが挙げられます。岐阜エフエム放送では、2008年3月まではJFNから提供されるフィラー音楽を流している『トラフィック』枠が設けられていました。

ただし、いくつかの局は番組の途中で一時的に飛び降りることがありました。たとえば、エフエム福島は『ウェザーインフォメーション』と『福島県警 ふくしま POLICE NAVI』を放送するため、富山エフエム放送は『天気予報』を放送するために、番組を一時的に中断していました。さらに、16:45に番組を飛び降りた局の多くは、当時放送されていた『ON THE WAY COMEDY 道草』や『ラジオ劇団・小さな奇跡』を流すことが一般的でした。

また、長野エフエム放送は2008年9月に『The Step』の開始に伴い、さらに三重エフエム放送は『ミエガクラジオ』の放送開始と共に、2008年3月に終了しました。最終的には『FMラジオショッピング』のみを続けているところもありました。

このように、『AZ TIME MUSIC』は放送当初から独特なスタイルを持っており、多くの音楽ファンに親しまれた番組でしたが、残念ながら他の製作番組との兼ね合いから、放送局によってはその存在が短命に終わってしまったのが実情です。

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