Active (アルバム)

active

『active』（アクティヴ）は、日本のフュージョンシーンを牽引してきたバンド、カシオペアによって制作され、世に送り出された通算22枚目のオリジナル・アルバムです。この作品でも、彼らならではの高い演奏技術と洗練されたサウンドプロダクションが存分に発揮されています。

収録曲

本作には複数の楽曲が収録されています。具体的な楽曲タイトルは省略しますが、カシオペアらしい多様なサウンドスケープを楽しむことができます。

ユニークなエピソード

このアルバム『active』にまつわる特に記憶に残るエピソードとして、日本の著名なタレントであるタモリ氏との交流があります。カシオペアがテレビ番組『タモリの音楽は世界だ』にゲストとして出演した際、司会を務めるタモリ氏が本作のジャケットを紹介しました。その際、タモリ氏はジャケットにデザインされたロゴを見た時に、文字が『ゴミ』と読めるように見えたことから、「これ、ゴミですが？」と率直に発言したと言われています。この出来事は、アルバムジャケットのデザインが予期せぬ反響を呼んだ一例として、ファンの間で語り草となっています。

参加ミュージシャン

本作の制作には、レギュラーメンバーであるCASIOPEAの4人に加え、ゲストミュージシャンも参加しています。彼らの貢献が、アルバムのサウンドに深みを与えています。

CASIOPEA

野呂一生: エレクトリックギター、アコースティック・ギター
向谷実: キーボード
鳴瀬喜博: ベース
日山正明: ドラム

ゲスト・ミュージシャン

Alex Pertout: パーカッション
Doron Kipen: フェアライト・オペレーター

制作クレジット

『active』の完成には、多くのプロフェッショナルが関わっています。以下に、主な制作スタッフをご紹介します。

プロデューサー

サウンド・プロデューサー: カシオペア
エグゼクティブ・プロデューサー: 水谷義昭 (Yoshiaki Mizutani)
スーパーバイザ: Tadashi Nomura
プロデューサー: Ryoichi Okuda

マネージメント & コーディネーション

アーティスト・マネージャー: 井上貴志 (Takashi E. Norway)
プロジェクト・コーディネーター: Syunichi Jinyama, Kyoko Mashita
プロモーション・ディレクター: Hiroharu Sato

エンジニアリング

レコーディング、ミックス・エンジニア: Ross Cockle
アシスタント・エンジニア: Mathew Thomas, Hideyuki Hirata
マスタリング・エンジニア: 小鐵徹 (Tohru Kotetsu)

テクニシャン

堀内靖 (Yasushi "Mayuge" Horiuchi)
Shigeo Matsuyama

アートワーク

アート・ディレクション: Satoshi Yanagisawa
写真: Junichi Takahashi

参考文献

本作に関連する出版物としては、1999年7月28日にリットーミュージックから発行された『バンドスコア カシオペア アクティブ』が挙げられます（ISBN 978-4845601653）。このスコアブックは、楽曲の演奏を再現したいミュージシャンやファンにとって貴重な資料となっています。

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