Anniversary (TAOTAKの曲)

TAOTAK『Anniversary』：青春を彩るデュエットソング

TAOTAK（タオタク）は、土屋太鳳と北村匠海の2人による音楽ユニットです。彼らの配信限定シングル『Anniversary』は、2018年11月16日にワーナーミュージック・ジャパンからリリースされました。この楽曲は、同年公開の映画『春待つ僕ら』の主題歌として起用され、大きな注目を集めました。

結成の背景と二人の想い

TAOTAK結成のきっかけは、『春待つ僕ら』での共演でした。土屋と北村は、2011年のドラマ『鈴木先生』以来、互いを“幼馴染”と認め合う仲であり、今回のユニット結成はファンにとっても嬉しいサプライズとなりました。

土屋は今回のユニット結成について、「何もかもが切ない時も不安な時も、音楽は私を元気にしてくれました。歌が好きという動機だけでは関われないジャンルだと思うので、今回のお話は身に余り過ぎて、今も震えます」と語っています。また、北村については「声をかけあってきた戦友で、ずっと音楽を真剣にやってきた人。ストリートライブを応援に行った7年前、ファンの方々の向こうで歌う姿は今よりずっと少年でした。まさかこんな日が来るとは……でも挑戦出来るからには、心を込めて届けたいと思います」と、熱い想いを明かしました。

北村もまた、「まだ中学生だった頃から知り合いの太鳳さんのまっすぐで透き通った歌声を僕の持てるものすべてで届けたいという気持ちでレコーディングしました」とコメントし、レコーディングへの意気込みを語っています。

楽曲について

『Anniversary』は、ウカスカジーの2ndアルバム『Tシャツと私たち』に収録されている楽曲のカバーです。「聴いた人を元気にできて、仲間を大切に想うメッセージを伝えたい！」という想いが込められています。

土屋は「少しでも皆さんの心に寄り添えるような、一人でも多くの方の心をぎゅっと抱きしめることができるような曲になるように心を込めて歌いました」と語り、北村も「『Anniversary』は、すごい前向きで明るい曲なので、歌っていてとても勇気付けられました」と述べています。

亀田誠治によるプロデュース

本楽曲は、数々のヒット曲を手掛けてきた音楽プロデューサー、亀田誠治がプロデュースを担当しています。亀田は「二人とも歌に対する姿勢がとても真摯で一生懸命。初めてのラップに挑戦したり、二人でハモったり。レコーディングは快調で楽しい思い出ばかりです」「誰もが思わず口ずさみたくなる、キラキラした青春のデュエットソングの誕生です」とコメントし、楽曲の完成度に自信をのぞかせました。北村も「亀田さんのディレクションは本当に楽しくて、音楽のエネルギーだったり、化学反応的に起こる奇跡のようなものを感じました」と語り、亀田との制作を振り返りました。

ミュージック・ビデオ

『Anniversary』のミュージック・ビデオは、映画『青空エール』や『陽だまりの彼女』で土屋太鳳、北村匠海とそれぞれタッグを組んだ三木孝浩が監督を務めました。映画『春待つ僕ら』の主要キャストである小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友も出演しており、映画の世界観と楽曲のメッセージが融合した映像作品となっています。

土屋は「映画で共演したみんなとの撮影は、『Anniversary』の［みんな良い人ばかり 愛しい人ばかり］という歌詞に合っているので、すごく気持ちが入りました」とコメントしています。

『Anniversary』は、TAOTAKの二人が届ける、青春の輝きと友情の温かさに満ちた、心温まるデュエットソングです。

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