BLUE APPLES 〜born-again〜

『BLUE APPLES 〜born-again〜』

『BLUE APPLES 〜born-again〜』（ブルー アップルズ ボーン アゲイン）は、日本のミュージシャン、吉井和哉が2012年4月18日にEMIミュージック・ジャパンよりリリースしたライブ映像作品です。

概要

本作は、前作のライブ映像作品『LIVE APPLES 〜Flowers & Powerlight Tour 2011〜』からわずか約5ヶ月という短い期間でリリースされました。収録されているのは、2011年に行われた「Flowers&Powerlight Tour 2011」に追加された公演、「Flowers&Powerlight Tour 2011 〜born-again〜」の最終日、2011年12月28日に日本武道館で開催されたライブの模様です。

この作品は完全受注生産限定盤として販売され、スペシャルBOX仕様で提供されました。特典として、この作品のために制作された卓上ライブフォトカレンダーが同梱されています。このカレンダーには、発売翌年となる2012年のライブスケジュールが先行して記載されており、ファンにとっては貴重なアイテムとなりました。

収録内容

作品は複数のディスクで構成されており、ライブ本編映像のほか、特典映像やライブ音源を収録したCDが付属します。

DISC 1 (ライブ本編)

2011年12月28日、日本武道館公演のライブ本編が収録されています。セットリストは以下の通りです。

• - Born
• - 無音dB
• - VS
• - Next Innovation
• - 煩悩コントロール

- ライブ演奏時点では未発表の新曲でしたが、後に2012年2月15日に配信限定シングルとしてリリースされました。

• - FINE FINE FINE

- 自身のバンド、THE YELLOW MONKEYのアルバム『jaguar hard pain』に収録されている楽曲のセルフカバーです。

• - 母いすゞ
• - ダビデ
• - HATE
• - クランベリー
• - RED LIGHT

- こちらもTHE YELLOW MONKEYのアルバム『jaguar hard pain』収録曲のセルフカバーバージョンです。

• - ALL BY LOVE
• - バスツアー
• - 嘆くなり我が夜のFantasy

- かつて所属したTHE YELLOW MONKEYが1996年にリリースした6枚目のシングル曲のセルフカバーです。

• - マサユメ

- ダチョウ倶楽部とのユニットmasa-yume名義で発表した楽曲です。他の公演では吉井単独で披露されていましたが、この武道館公演にはダチョウ倶楽部がゲストとして登場し、ユニット名義での最初にして最後のパフォーマンスが実現しました。

• - ビルマニア
• - LOVE & PEACE
• - 星のブルース
• - MUSIC
• - FINAL COUNTDOWN
• - FLOWER

DISC 2 (特典映像)

本編とは別に、特典映像としてDISC 2が収録されています。ここでは吉井とバンドメンバーによるオフショット映像や、ツアー中の他の会場での貴重なパフォーマンスが収められています。具体的には、以下の映像が含まれています。

• - 吉井和哉・バンドメンバーのオフ会
• - 2011年12月23日の大阪城ホール公演における吉井単独ボーカルによる「マサユメ」（フルサイズ映像）
• - 「Flowers & Powerlight Tour 2011」Zepp Sendaiでのダブルアンコールで披露された「Sweet & Sweet」
• - 「Flowers & Powerlight Tour 2011 〜born-again〜」青森文化会館での「Four Seasons」

DISC 3 (CD)

さらに、付属のCD (DISC 3) には、この武道館公演からのライブ音源8曲に加え、ボーナストラックとして未発表テイクが収録されています。収録曲は以下の通りです。

• - 無音dB
• - Next Innovation
• - 母いすゞ
• - ダビデ
• - バスツアー
• - Born
• - 星のブルース
• - HATE
• - Born [OUTTAKE ver.] - 20110113 (ボーナス・トラック)

- アルバム『After The Apples』に収録された同曲の原型とも言える未発表テイクです。演奏時間が長く、社会的な不条理を歌った歌詞の内容から、吉井自身が重すぎると判断して作り直されたバージョンとされています。

参加ミュージシャン

この武道館公演に参加した主なミュージシャンは以下の通りです。（「マサユメ」演奏時以外）

• - 吉井和哉：ボーカル、ギター
• - 日下部正則：ギター
• - 吉田佳史 (TRICERATOPS)：ドラム
• - 鶴谷崇：キーボード
• - 三浦淳悟：ベース
• - 生形真一 (Nothing's Carved In Stone)：ギター

また、「マサユメ」のパフォーマンスにはゲストとしてダチョウ倶楽部がボーカルで参加しました。

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