BOSアクションユニティ

BOSアクションユニティについて

BOSアクションユニティは、日本を拠点とするアクションチームであり、正式には株式会社B.O.S-Entertainmentのアクション部門として活動しています。このグループは2004年に岩上弘数氏により設立され、共同メンバーには山下純氏が名を連ねています。チーム名の「BOS」は「Built On Some-wish」の略称です。

チームの特徴的な活動の一つは、オリジナルキャラクター「レスキューフォース」に基づくライブショーです。2007年からはオーストラリア・シドニーでこの作品のパフォーマンスを行い、その後2008年にはニュージーランドに拠点を移して、人気シリーズ「パワーレンジャー」の制作にも関わりました。こうした経験を経て、2009年には日本に戻り、BOSアクションユニティの本格的な活動を開始しました。

2015年に株式会社B.O.S-Entertainmentを設立したことで、さらに多様なプロジェクトに取り組むことが可能となりました。ここでは、日本国内でのスタント活動だけでなく、カリフォルニア州ロサンゼルスにも支部を設け、国際的な活動も行っています。また、造形に関わる部門ACE/BOXも存在します。

所属タレント

BOSアクションユニティには多くのタレントが所属しています。代表取締役の岩上弘数氏をはじめ、稲野純也や金山拓矢、佐伯啓など、さまざまな才能を持ったアクションスタッフが在籍しています。これにより、技術や演出において幅広い選択肢を提供することが可能となっています。また、過去には秋山智彦や羽賀亮洋といったメンバーも在籍しており、彼らは現在もそれぞれの道で活躍しています。

参加作品

BOSアクションユニティは数多くの作品に携わっており、主な作品には「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」（2009年）、また「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」（2012年）などがあります。これらの映画においては、BOS名義またはチーム名義での参加が記録されています。さらに、近年では「機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー」（2022年）にも名を連ね、人気コンテンツの制作に貢献しています。

スタジオBOSと教育活動

BOSアクションユニティは、スタジオBOSというアクションスクールも運営しており、ここでは一般向けのアクション教室が開かれています。2010年に開校されたこのスタジオは、日本で初めてエクストリームマーシャルアーツに特化した教室を設立しました。講師陣には岩上弘数氏や白尾聡洋氏、砂押裕美氏などの経験豊富なプロが揃い、本格的なアクション技術を学ぶ場として多くの参加者に利用されています。

このように、BOSアクションユニティはスタントチームとしてのクオリティを追求するだけでなく、新たな才能の育成にも力を入れ、アクション文化の発展にも貢献している組織となっています。

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