CHICO CARLITO - 沖縄出身のラッパー
CHICO CARLITO(チコ・カリート)は、
1993年に
沖縄県那覇市で生まれた日本のラッパーです。
2012年にラップを始めて以来、彼のキャリアは急速に成長し多くのファンを魅了しています。特に、
2015年には
MCバトル大会「ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIP」での優勝を果たし、その後もフリースタイルダンジョンで初代モンスターとして活躍しています。
経歴
彼の
音楽キャリアは高校時代にさかのぼります。当初、メロコア系バンドのボーカルを務めていた彼は、卒業後の
2012年に鬼の楽曲「小名浜」に出会ったことでヒップホップに興味を持ちました。このころ、友人に誘われた
MCバトル大会を観戦し、自身もラップを始める決意を固めました。
2013年には大学進学を機に沖縄を離れ、
埼玉県に引っ越しました。そして同年8月に初ライブを行い、ラッパーとしての活動を本格化させました。
2014年には「戦極MC感謝祭 其の二」において優勝し、自身のソロ曲「C.H.I.C.O.」のミュージックビデオを発表。それに続く
2015年には「ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIP」での優勝を達成し、名を広めました。
2016年12月には、待望の1stアルバム『Carlito's Way』をリリースし、さらに
音楽界での地位を確立しました。
人物背景
CHICO CARLITOのラッパー名の由来は、彼の家族から影響を受けています。彼の母方の祖父は
プエルトリコ系のアメリカ軍人であり、ラッパー名「CHICO」は祖父のあだ名を受け継いでいます。また、「CARLITO」は映画『
カリートの道』から取られたもので、映画の主人公と彼の祖父が共に
プエルトリコ系であり、また映画の公開年が彼の誕生年と重なることから、この名前を選んだとのことです。
彼のラップのスタイルは非常に独特で、特徴的なハイトーンボイスとリズミカルなフロウが際立っています。彼のラップはビートの0.5拍後ろで乗るような感覚があり、独特のリズム感が聴く者を引きつけます。この独特なスタイルは、彼の個性を際立たせる大きな要素となっています。
ディスコグラフィ
- 1stアルバム『Carlito's Way』
メディア出演
彼はテレビにも頻繁に出演しており、特に『フリースタイルダンジョン』ではモンスターとして知られています。また、2023年8月4日には『
ミュージックステーション3時間半SP』に出演しました。インターネットテレビでは、2023年2月5日に
ABEMAの「my name is」に登場しました。
外部リンク
これからの活躍も注目されるCHICO CARLITOに今後も目が離せません。