CONSTRUCTION

WAR-EDのミニアルバム『CONSTRUCTION』は、彼らの音楽活動における重要な一歩を記した作品です。当初はライブ会場限定で販売され、後にオンラインでもリリースされました。

概要

このアルバムは、WAR-EDのデビュー作として位置づけられています。収録曲のうち、「Underworld」を除く全曲の作曲をdoaの徳永暁人が担当しており、彼の音楽的な才能が色濃く反映されています。特に、「Hurricane」は徳永にとって初の作詞提供となった楽曲であり、ファンにとっても貴重な一曲と言えるでしょう。

発売当初は、発売日と同日に香川テアトロンで開催されたイベント『魂の叫び』や、同年12月15日のライブ「HORIE MUSIC MARKET Vol.5」など、ライブ会場での限定販売でした。その後、同年7月20日からは、ビーイングの音楽サイトmusingでも発売され、より多くのファンが手軽にアルバムを楽しめるようになりました。

レコーディングには、麻井寛史と山口篤を含む4人のメンバーが参加しましたが、本作の発売日をもって2人が脱退し、ゲストミュージシャン扱いとなりました。そのため、クレジット上は山下慎司と鶴沢夢人の2人編成という扱いになっています。しかし、鶴沢も翌年には脱退したため、結果的に本作が鶴沢在籍唯一のアルバムとなりました。メンバー構成の変化が、このアルバムの背景にあるドラマを物語っています。

収録曲

1. ONLY YOUR WAY
2. Underworld
3. キミを知りたい
4. いつも君の事 想い過ぎていたから
5. happy end
6. Hurricane

作詞は、山下慎司が1～5曲目を、徳永暁人が6曲目を担当しています。作曲は、徳永暁人が1, 3～6曲目を、岡本仁志が2曲目を担当しています。編曲は、徳永暁人が1, 3, 5, 6曲目を、岡本仁志が2曲目を、葉山たけしが4曲目を担当しています。

レコーディング参加メンバー

山下慎司 - ボーカル、ギター
鶴沢夢人 - ギター、コーラス
麻井寛史 - ベース
山口篤 - ドラム
[大田紳一郎] - コーラス

関連事項

2011年の音楽

『CONSTRUCTION』は、WAR-EDの初期の音楽性を知る上で欠かせない作品であり、徳永暁人の才能が光る楽曲や、メンバーの変遷といった背景を含めて、興味深い一枚と言えるでしょう。

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