COSA NOSTRA

COSA NOSTRAについて

COSA NOSTRA（コーザ・ノストラ）は、1991年に結成された日本のポップユニットで、渋谷系に位置しています。結成から約30年の歴史を持つ彼らは、原点を1986年にさかのぼることができます。インディペンデント・プロデューサーの桜井鉄太郎が、高樹町のレコーディングスタジオ『ラント』を拠点に、西麻布のクラブシーンで多くのDJたちとのセッションを始めたことがきっかけです。

経歴と活動の軌跡

COSA NOSTRAの主要メンバーとして、ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションの矢部直や松浦俊夫、藤井悟などが参加しており、彼らは1990年にFM YOKOHAMAで放送された音楽プログラム『girl girl girl』に参加しました。この番組での音源が基盤となり、1991年には1stアルバム『COSA NOSTRA』をリリースしました。その後も続くアルバムのリリースにより、彼らの名は広がっていきました。

1993年にはヴォーカル・オーディションを経て鈴木桃子と吉岡忍を迎え入れ、SONY/WAVEレコードから『Medicated Soul』を発表し、CLUB QUATTROでのワンマンライブも成功を収めました。1994年、トイズファクトリーへ移籍し吉岡はソロ活動に転向しましたが、小田玲子が新メンバーとして加入、その後も長田定男やKANAMEらが加わり、さらに活動を充実させていきました。

大ヒットシングルとアルバム

COSA NOSTRAは、アル・クーパーの「ジョリー」のカバーや、森永カフェラッテのCMタイアップ曲「GIRL TALK」を発表し、J-WAVEの年間チャートで1位を獲得した他、アルバム『SEVEN』は10万枚以上の売上を記録しました。1998年には佐々木潤が脱退し、1999年にはエスエムイーレコーズに移籍、オールメンバーがプロデューサーとして関わったアルバム『Yipee!』をリリースしました。

その後の変遷

2000年に鈴木桃子とKANAMEが脱退し、桜井鉄太郎、長田定男、小田玲子の3人で新たなスタートを切ります。以降は、様々なゲストを迎え入れながら『Arrival』『texture』『rawstripling』『LIFE』などをリリースし、音楽的な挑戦を続けました。特に『LIFE』には、オリジナルメンバー6人が参加した楽曲「IKO IKO」が収録されています。

2008年には中野サンプラザにて大規模なホールコンサートを開催し、COSA NOSTRAのユニークなスタイルを存分に発揮しました。2009年にはAvex traxから、トイズファクトリー時代のベストアルバムをリリースし、名曲たちが再評価されました。

結成メンバーとその後

2010年小田玲子が脱退し、桜井と長田の二人による新生COSA NOSTRAが再始動。新たな楽曲として「catch me」を手がけ、オリジナルメンバーの鈴木桃子がフィーチャーされたことで注目を浴びます。彼らの音楽活動は今も続いており、世代を超えた支持を集めています。

メンバー構成

• - 桜井鉄太郎（ボーカル・コーラス・プログラミング・キーボード・ギター）
• - 長田定男（パーカッション・プログラミング・ハープ・コーラス）

元メンバーとしては小田玲子、鈴木桃子、太田要、佐々木潤、吉岡忍などが存在し、サポートメンバーも数多くいます。COSA NOSTRAは、音楽を通じてリスナーとの絆を深めることに力を入れているユニットです。今後の展開にも目が離せません。

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