CRYSTAL CHILDREN

CRYSTAL CHILDREN (クリスタル チルドレン)

CRYSTAL CHILDRENは、日本の歌であり、作詞はめけてとにせん、作曲はめけてが担当しました。2008年4月から5月にかけて、NHKの歌番組『みんなのうた』で放送され、注目を集めました。

概要

この歌の歌詞は、戦争やいじめといった社会問題に対し、子供たちにも理解しやすい言葉で反対のメッセージを伝えています。怒りをこらえ、憎しみを涙に変えて許す、そんな美しい命のあり方を歌い上げています。

歌唱を担当したのは、この曲のために結成された「クリスタルズ」というグループです。小学生から高校生までの総勢37名（結成当初は34名）で構成されています。作詞を担当した「めけてとにせん」のにせんも、メンバーの一人です。

『みんなのうた』での放送では、クリスタルズの踊りの映像と、ホッチカズヒロが制作したアニメーションを組み合わせた映像が使用されました。

CDはavex ioから発売され、当初の初回出荷は1000枚でしたが、YouTubeなどへのアップロードを通じて人気が拡大。2008年6月現在で、3万枚以上を売り上げるヒットとなりました。同年4月から5月のNHKメロディの着信メロディダウンロード件数では、この曲が全体の73%を占めるという記録も打ち立てました。

批判

この歌は非暴力を訴える内容ですが、評論家の水島総は、「歌詞の内容が非暴力・無抵抗をうたっている。これは社民党など左派が主張する非武装中立論であり、このような政治的メッセージが強い曲を不偏不党の立場を守るべきNHKの子供向け番組で流すべきではない」と批判しました。

パッケージメディア

avex ioからDVDビデオ付きの音楽CDが発売されています。

CRYSTAL CHILDREN （2008年4月23日、avex io、IOCD-20252/B）

カバー

ひまわりキッズ（キングレコード版カバー音源。2009年発売のコンピレーション・アルバム『手紙・まあるいいのち〜卒業&合唱ソングコレクション〜』などに収録）

外部リンク

* クリスタルチルドレン 特設サイト - ウェイバックマシン（2008年5月16日アーカイブ分）

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