DISORDER6

『DISORDER6』について

『DISORDER6』は、2013年8月22日に5pb.がリリースしたPlayStation 3およびXbox 360向けのアドベンチャーゲームです。この作品は、前作『DUNAMIS15』に続くサスペンス・フィクションのシリーズ第二弾であり、前作とは異なるスタイルで、特にラブコメ要素が強調されています。

ゲームの概要

この作品では、主人公の少年が記憶喪失に陥り、多重人格を持つヒロインの少女シーナと共に逃走する姿が描かれています。物語は全6つのチャプターで構成されており、シナリオには大きな分岐が存在せず、ほぼ一本道となっています。プレイヤーは選択肢を通じて物語を進め、誤った選択をするとバッドエンドに至ることもあります。

また、二周目以降のプレイでは、警察の視点からのショートエピソードが新たに加わり、物語の理解を深める要素が追加されます。最初のプレイではノーマルエンドが待っており、最終章に新たな選択肢が現れ、トゥルーエンドへと導かれます。

あらすじ

物語は、ある夜、少年が目覚めるところから始まります。彼は少女・シーナと鎖で繋がれていることに気づきますが、彼女が自分をジョーと呼ぶものの、少年はその名前に記憶がありません。突然、白衣を着た女性の遺体を発見した後、二人は火災に巻き込まれた倉庫から逃げ出します。逃躍中、コバヤカワ刑事に遭遇し、彼らが重要参考人であることを知らされます。

二人は記憶を失った状態で逃げ続けますが、この逃走劇の中で彼らの絆は深まり、シーナの複雑な人格も徐々に明らかになっていきます。物語は彼らの成長や絆を描きながら展開していきます。

登場キャラクター

ジョー

声 - 小野賢章
主人公である少年。記憶を失っており、シーナに振り回されながらも、彼女と共に成長していきます。彼はミシマ財閥の跡取りで、医学に興味を持っていた過去を持っています。

シーナ

声 - 早見沙織
ジョーと鎖で繋がれた少女で、多重人格を持っています。彼女の性格は大人しく、実際には彼女の内面には多様な人格が存在します。

その他のキャラクター

マリカやヒナコ、アユミなど多彩な脇役たちが登場し、物語に奥行きを与えています。特に、各キャラクターはジョーとシーナの逃避行に様々な影響を与えていきます。

エンディングとプレイヤーの選択

プレイヤーの選択によってエンディングが変化し、特定のキャラクターとの関係を深めることができます。異なるエンディングを目指すためには、再プレイが促される仕組みになっています。

まとめ

『DISORDER6』は、記憶と人格、絆をテーマにした重厚な物語で、プレイヤーに多面的な選択を提供することで、没入感を生み出しています。サスペンスとラブコメ要素が独自に絡み合い、プレイヤーを飽きさせない魅力的な作品です。

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