EXILE SHOKICHI

EXILE SHOKICHI（エグザイルショウキチ）は、1985年 10月3日生まれ、北海道苫小牧市出身の日本の多才なアーティストです。身長183cm、血液型A型。メインボーカルとしてEXILE、そしてEXILE THE SECONDのメンバーとして精力的に活動しており、かつてはJ Soul Brothers（二代目）にも在籍していました。単に歌唱やダンスを行うだけでなく、シンガーソングライターとして自ら作詞・作曲も手掛ける、音楽クリエイターとしての顔も持っています。

アーティストとしての歩み

幼少期は父親の影響で野球に親しみましたが、中学時代に友人と組んだロックバンドでボーカルを担当したことが音楽キャリアの原点となります。この頃から楽曲制作を開始。野球推薦で進学した高校でも野球部に所属しましたが、音楽への情熱から1年で退部し、バンド活動に専念します。高校卒業後にバンドは解散しますが、札幌国際大学在学中に新たなボーカルユニットを結成するなど、音楽活動を継続。オーディションへの挑戦を繰り返すも、初期はなかなか壁を越えられずにいました。

転機が訪れたのは2006年。EXILEの新ボーカルオーディション「VOCAL BATTLE AUDITION」では惜しくも3次審査で落選しますが、これを機にダンスのトレーニングを開始します。同年12月、EXPG札幌校を訪れたTETSUYAとの出会いがきっかけで、J Soul Brothers（二代目）のオーディションに参加し、合格を果たします。2007年1月25日にJ Soul Brothersとして本格的に始動。そして2009年3月1日、二代目J Soul Brothersのメンバー全員がEXILEに加入するという歴史的な出来事を経て、EXILEのメンバーとなります。

EXILEでの活動に加え、2012年7月1日にはEXILEの派生ユニットであるTHE SECOND from EXILE（現EXILE THE SECOND）としても始動。さらに2014年6月4日には、シングル「BACK TO THE FUTURE」で満を持してソロデビューを果たし、シンガーソングライターとしての表現力を発揮していきます。ソロライブツアーの開催や、自身のルーツであるロックやブルース、R&Bといった音楽ジャンルを取り入れた楽曲制作を通じて、独自の音楽世界を確立しています。

多岐にわたる活動と人物像

EXILE SHOKICHIの活動は音楽だけにとどまりません。作詞・作曲家としての才能を活かし、自身の楽曲はもちろん、他のアーティストへの楽曲提供も行っています。また、音楽プロデューサーとしても活動しており、2018年には自身のレーベル機能を持つプロジェクト「KOMA DOGG」を始動させました。

その関心は音楽業界のみならず、食料品や地域活性化にも向けられています。2019年には故郷・北海道にて、純血但馬牛のオリジナルブランド牛「八将牛」を育てるプロジェクトを立ち上げ、食肉事業に参画。2022年には日本ソムリエ協会のワインエキスパート資格を取得するなど、ワインに関する造詣も深めています。2023年には自身がプロデュースする飲食店「Yagien Ballpark」を、北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールドHOKKAIDO内にオープンさせるなど、実業家としての手腕も発揮しています。

LDHの組織体制においても重要な役割を担っており、2017年にはグループ会社の取締役に就任。2023年10月からはLDH JAPANのCreative Officerとして、グループ全体のクリエイティブ戦略に関わっています。

学生時代にバンド活動でボーカルを務める傍ら、楽器演奏も得意とし、ライブではドラム、ピアノ、ギターなどを披露することもあります。兄弟構成は3人兄弟の長男で、長弟は劇団EXILEの八木将康。地元には劇団EXILEの青柳翔という旧知の仲がいます。名前の由来は、日本の歴史上の人物「秀吉」からとられた「将吉」であることも知られています。

メディアへの露出も多く、テレビ番組、ドラマ、映画、CM、ラジオなど、様々な分野で活躍。地元北海道のテレビ番組で応援キャスターを務めるなど、故郷への貢献にも積極的です。2020年には苫小牧市環境PR大使に就任しています。

ソロアーティスト、グループメンバー、音楽プロデューサー、実業家など、EXILE SHOKICHIはその多角的な才能と行動力で、幅広い分野において影響力を持つ存在と言えるでしょう。常に新しい挑戦を続け、自身の可能性を広げながら活動しています。

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