Eternal II

アルバム『Eternal II』について

『Eternal II』（エターナル・ツー）は、松田聖子の通算41枚目のオリジナルアルバムで、2006年12月6日にSony Recordsからリリースされました。このアルバムは、彼女の1991年のアルバム『Eternal』に続く洋楽バラードのミニ・カバー・アルバムとして位置づけられています。豪華なアーティストたちによる名曲を松田聖子の独自のスタイルで再解釈した作品であり、彼女のファンや新しいリスナーにも魅力的な内容となっています。

収録曲の紹介

1. Somewhere out there

このアルバムのオープニングを飾る「Somewhere out there」は、映画『アメリカ物語』の主題歌として知られています。リンダ・ロンシュタットとジェームス・イングラムが歌ったこの名曲を、松田聖子が自身の感情を込めてカバーしています。心に残るメロディと歌詞に、新たな息を吹き込むことに成功しています。

2. The most beautiful girl in the world

続いて収録されるのはプリンスの名曲「The Most Beautiful Girl In The World」です。この楽曲は、その美しいメロディと歌詞が印象的で、松田聖子はその独特の声で感情豊かに表現しています。オリジナルとは異なる解釈を見せる彼女のボーカルが魅力を引き立てています。

3. How deep is your love

ビージーズの「愛はきらめきの中に」をカバーした「How deep is your love」は、特にリスナーの心に響く深いラブソングです。松田聖子はこの曲に優しさを添えて歌い上げ、心地よいバラードに仕上げています。

4. Time after time

シンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」もまた、アルバムに収録されています。この曲は、愛の切なさを歌ったもので、松田聖子はその感情を巧みに表現することで、オリジナルに負けない魅力を持たせています。

5. Take my breath away

映画『トップガン』の挿入歌としても知られる「Take my breath away」は、ベルリンによる名曲です。松田聖子はこの曲を独自の解釈で歌い上げ、聴き手に新しい感動を与えています。

6. How do I live

リアン・ライムスやトリーシャ・イヤウッドが歌った「ハウ・ドゥ・アイ・リヴ」は、愛の途切れたときの心の葛藤を描いた歌です。松田聖子によるカバーは、より一層深い感情を引き出すような表現がされています。

7. These dreams

最後にハートの「ジーズ・ドリームズ」が収録されています。この曲のカバーは、夢見る心情を優しく描写しており、松田聖子の歌声によって一層美しさが引き立てられています。

まとめ

『Eternal II』は、松田聖子が洋楽の優れたバラード曲をカバーしたアルバムであり、彼女の声と感情の表現によって、新しい解釈が生まれています。オリジナル曲を愛する人々にも楽しんでいただける作品となっており、多くの人々に親しまれることが期待されます。このアルバムを通じて、松田聖子の魅力を再発見することができるでしょう。

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