FJT21

ARROWS Tab FJT21（アローズタブ エフジェイティニーイチ）

ARROWS Tab FJT21は、日本の富士通が開発し、KDDI・沖縄セルラー電話（auブランド）で展開されているLTEデータ通信端末です。初めて10.1インチの通信モジュールを搭載したタブレットとして、2013年に発表されました。特に注目すべきは、同時期に発表されたFJL22モデルと同様に、LTEとWi-Fiの同時通信に対応する「マルチコネクション」機能を備えている点です。この機能により、どちらかの通信が不安定な状況でも、より信号の良い接続を自動的に選択し、スムーズな通信環境を確保します。

また、ARROWS Tab FJT21は「美しく、軽く、電池長持ち」というキャッチコピーのもと、大容量バッテリーを搭載しており、長時間の使用が可能です。デザインも洗練されており、スタイリッシュな外観が特徴です。このタブレットはファミリーでの利用を想定して開発されており、複数人での利用に適した設計となっています。

特徴とスペック

ARROWS Tab FJT21は、富士通のF-02Fとほぼ同等のスペックを持っており、快適な使用体験を提供します。内蔵のアプリに関しては、PC向けのWebブラウザは標準で含まれていないものの、携帯向けサイトであるEZwebには他のスマートフォンやPC同様にアクセスできます。様々なアプリケーションの利用を通じて、ユーザーは多彩なコンテンツを楽しむことができるでしょう。

発売の歴史

ARROWS Tab FJT21は2013年10月2日にKDDI及び富士通から公式に発表され、その後、同年10月28日に連邦通信委員会（FCC）の承認を受け、11月29日には全国で一斉に発売されました。その後、2022年3月31日にはCDMA 1X WIN（au 3G）のサービスが終了し、以降はWi-Fiと4G通信のみでの利用が可能となっています。

関連情報

製造を手掛ける富士通モバイルコミュニケーションズは、ARROWSシリーズの他にもARROWS Z FJL22やF-02Fといった機種を展開しています。ARROWS Tab FJT21は、タブレットとしての高い性能と使いやすさを兼ね備え、多くのユーザーに親しまれています。最新の情報を知りたい方は、公式サイトや関連リンクを訪れると良いでしょう。

まとめ

ARROWS Tab FJT21は、その使いやすさとデザイン性、通信の安定性から多くの支持を集めているタブレットです。特に、同時に通信できる機能や大容量バッテリーは多忙な現代人にとって大きな魅力となっています。家族での使用にも適したこの端末は、日常の様々なシーンで役立つことでしょう。

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