FLYING KIDS NOW! 〜THE NEW BEST OF FLYING KIDS〜

FLYING KIDS NOW! 〜THE NEW BEST OF FLYING KIDS〜：充実のベスト盤

2004年2月25日、SPEEDSTAR RECORDSよりリリースされたFLYING KIDSの3枚目のベストアルバム『FLYING KIDS NOW! 〜THE NEW BEST OF FLYING KIDS〜』は、前作から実に6年ぶりとなる待望の作品です。

このアルバムは、FLYING KIDSのボーカル、浜崎貴司が自ら手がけたソロアルバム『発情』と同時発売という、彼らにとって特別な意味を持つリリースとなりました。さらに、初回限定盤には浜崎貴司厳選の楽曲を収録したボーナスディスクが付属しており、ファンにとっては何倍も嬉しい内容となっています。

アルバムには、FLYING KIDSの代表曲と言えるシングル曲の数々が収録されています。 キャッチーなメロディーと力強い歌声で知られる彼らの魅力が凝縮された選曲は、まさに彼らの歴史を凝縮したような内容となっています。

Disc 1には、1stシングル「幸せであるように」から17thシングル「僕であるために」、そして19thシングル「君にシャラララ」のカップリング曲「ニューアドベンチャー」まで、彼らのシングルヒットを網羅。さらにアルバム曲からも代表的な楽曲が選出されています。

Disc 2は初回限定盤にのみ付属するボーナスディスクで、アルバム未収録の楽曲や、別バージョンでの収録など、ファン垂涎の内容となっています。 中には、井上陽水の「傘がない」カバーも収録されており、FLYING KIDSの幅広い音楽性を垣間見ることができます。また、アルバム『GOSPEL HOUR』や『青春は欲望のカタマリだ!』、『新しき魂の光と道』、『Communication』といったアルバムからのセレクト曲も収録され、アルバムでは聴くことのできなかったバージョンや、初音源化となる楽曲も含まれています。

楽曲の作詞は全て浜崎貴司が担当。作曲と編曲は主にFLYING KIDS自身が行っていますが、加藤英彦、丸山史朗、中村哲、根岸孝旨、高野寛といった、様々なミュージシャンが参加することで、FLYING KIDSの音楽世界を多角的に表現しています。

さらに、このアルバムの発売を記念し、忌野清志郎、岡村靖幸、小泉今日子、宮沢和史（THE BOOM）など、そうそうたる面々からコメントが寄せられており、FLYING KIDSの実力と、彼らが音楽業界に与えた影響の大きさを示唆しています。

『FLYING KIDS NOW! 〜THE NEW BEST OF FLYING KIDS〜』は、単なるベストアルバムという枠を超え、FLYING KIDSの軌跡と魅力を余すことなく伝える、記念碑的な作品と言えるでしょう。彼らの音楽を初めて聴く人にも、長年のファンにとっても、満足できる内容に仕上がっています。当時を懐かしむ、もしくは初めてFLYING KIDSに触れる方にも、強くおすすめしたいアルバムです。

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