Fruitful days

原田知世の21作目のスタジオ・アルバム『fruitful days』（フルートフル・デイズ）は、デビュー40周年を記念して2022年3月23日にユニバーサルミュージックから発売されました。

前作『L'Heure Bleue』から約3年半ぶりとなるオリジナル・アルバムで、15年にわたり原田の音楽活動を支えてきた伊藤ゴローがプロデュースを担当しています。アルバムには、川谷絵音がサウンド・プロデュースを手掛けた先行シングル「ヴァイオレット」に加え、THE BEATNIKS（高橋幸宏＆鈴木慶一）、高野寛、キセルの辻村豪文、高橋久美子、網守将平といった豪華な作家陣が楽曲を提供しています。さらに、自身の代表曲である「守ってあげたい」と「シンシア」のセルフカバーも収録されており、40年のキャリアを彩る集大成的な内容となっています。

アルバムは通常盤とDVD付限定盤の2形態でリリースされました。限定盤には、東池袋のカフェ「KAKULULU」で撮影されたパフォーマンス・ライヴ映像「fruitful days - tiny performance」から3曲を収録したDVDが付属しています。また、CD（限定盤・通常盤共通）には期間限定特典として、アルバム発売記念オンライン・イベントの視聴用シリアルナンバーが封入されました。

原田知世は本作について、「大好きなアーティストの方々に素敵な楽曲を提供していただきました。40周年記念アルバムと銘打っていますが、気負わず、現在の等身大の私を感じていただける作品になったと思います。」とコメントしており、肩の力を抜いた自然体の魅力が詰まったアルバムであることを示唆しています。

収録曲は、提供された楽曲群とセルフカバーによって構成されており、原田知世の新たな一面と変わらぬ魅力を同時に堪能できる内容となっています。

本作は、長年のファンはもちろん、初めて原田知世の音楽に触れるリスナーにとっても、彼女の音楽世界への入り口となるような作品と言えるでしょう。40年のキャリアを経て、なおも進化し続ける原田知世の音楽を、ぜひ堪能してください。

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