GO!GO!九ちゃんフィッシング

GO!GO!九ちゃんフィッシング：長く続く釣り番組の軌跡

2013年4月6日にTOKYO MXで放送を開始した『GO!GO!九ちゃんフィッシング』は、2019年3月30日の放送で地上波での幕を閉じました。しかし、その人気は衰えることなく、同年4月10日からはYouTubeへの配信に移行し、現在も新たなエピソードが毎週水曜日に公開されています。TOKYO MXでの放送回とYouTube配信回を合わせると、2024年10月9日時点で600回という節目を迎えました。

釣り初心者にも優しい番組内容

この番組は、奇数回を前編、偶数回を後編とする構成で、女性レギュラーとベテラン指導役「ハンター」が、釣りを楽しみながら視聴者にその方法を伝授するというスタイルを取っています。ハゼやシロギス、カサゴといった海水魚から、ヘラブナやワカサギといった淡水魚まで、幅広い魚種をターゲットに、釣り堀や釣り公園など、関東地方を中心に釣りを楽しんでいます。大型魚であるマダイやタチウオに挑戦する回もあり、多様な釣りの魅力が詰まっています。2014年には沖縄県への遠征も敢行するなど、そのロケ範囲も多岐に渡ります。

YouTube配信への移行と番組の進化

YouTubeへの移行後も、番組は進化を遂げています。各回の尺は15分程度に調整され、よりコンパクトに視聴しやすい内容となりました。COVID-19の流行拡大時には、新規収録を一時中止し、出演者のテレワークによる特別編を配信するなど、柔軟な対応も見せています。2022年4月からは、番組の構成も変更。これまで指導役として活躍してきた「ハンター」の出演が一旦なくなりましたが、2024年4月からは再び「ハンター」が登場するようになり、番組に新たな風を吹き込んでいます。

個性豊かなレギュラー陣と多彩なゲスト

番組を支えるのは、個性豊かなレギュラー陣です。初代レギュラーの暮羽優奈、2代目レギュラーの江藤遼、そして番組の顔ともいえる3代目レギュラーの香月ハル、4代目レギュラーのあいかわりさなど、多くの女性レギュラーが番組を盛り上げてきました。指導役である「ハンター」陣も、太田祐策（なんでもハンター）、戸井田祐一（へら鮒ハンター）、林賢治（マルキユーインストラクター）といったベテランたちが、的確なアドバイスで番組を支えています。ナレーションは第1回から伊藤真理が担当し、番組に安定感を与えています。

さらに、杉原勇武、阿部光浩、千代田唯、千葉一磨といった準レギュラーや、アングラーズアイドルたちも番組を彩りました。また、松澤拓也（小物ハンター）、小林ひろみ、小島みゆ、片原恵麻といったゲストも、番組に新たな魅力を加えています。特に片原恵麻は2023年2月からは「マルキユーアンバサダー」として番組に参加し、香月ハルやあいかわりさの代役も務めるなど、重要な役割を担っています。神野梓（あずあず）や西村美穂といった新しいアングラーズアイドルも加わり、世代を超えた釣り番組としての魅力を高めています。2022年12月からは、あいかわりさが出演するYouTubeチャンネル『りさの釣りさんぽ』において、本番組とのコラボ企画も開始されるなど、番組の世界観はさらに広がりを見せています。

番組の多様な展開

『GO!GO!九ちゃんフィッシング』は、TOKYO MXでの放送、YouTubeでの配信にとどまらず、様々な展開を見せています。太田祐策が主演を務めるYouTubeチャンネル『ハンターチャンネル』、あいかわりさが出演する『釣りガールと親父の釣行記〜ツリチョウ〜』、『りさの釣りさんぽ』といった関連チャンネルも展開され、視聴者は様々な角度から番組を楽しむことができます。

長きに渡り愛されてきた『GO!GO!九ちゃんフィッシング』は、これからも新たな挑戦を続け、釣りという魅力を多くの人々に伝えていくことでしょう。

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