Good-bye My Loneliness (アルバム)

ZARDの1stオリジナルアルバムGood-bye My Loneliness』は、1991年3月27日にb.gramからリリースされました。

概要



1stシングルGood-bye My Loneliness」でのデビューから僅か2ヶ月後に発売された、同名タイトルを冠した初のオリジナルアルバムです。ZARD名義でリリースされた唯一のアルバム作品であり、初期のZARDサウンドを色濃く反映した作品として知られています。CDとカセットテープの2形態で発売され、初回出荷分の帯の背部分はカタカナ表記でした。

1993年9月1日に発売権がポリドールからB-Gram RECORDSに移管され、現行盤CDが再発売されました。発売元変更に伴い、ポリドールから発売されたCDとカセットテープは廃盤となっています。

流通していたポリドール版の中には、ロットナンバーMT 1B1と刻印されたものがあり、このロットのみ3曲目から6曲目のミックスが異なるという特徴があります。現在入手可能な音源(リマスターCDと配信)はMT 1B1のミックスであり、長年広く流通していたミックスは廃盤となっています。

収録曲



1. Good-bye My Loneliness
2. 愛は暗闇の中で
3. 恋女の憂鬱
4. Oh! Sugar Baby
5. 女でいたい
6. It's a Boy

楽曲解説



Good-bye My Loneliness
1stシングルの表題曲。ZARDのデビュー曲であり、彼女たちの音楽キャリアのスタートを飾る重要な一曲です。
愛は暗闇の中で
1stシングルのカップリング曲。2008年にはリメイクされ、44thシングル翼を広げて/愛は暗闇の中で」としてリリースされました。
恋女の憂鬱
キャッチーなメロディと少し切ない歌詞が印象的なナンバーです。
Oh! Sugar Baby
アップテンポで爽快なサウンドが特徴的な一曲です。
女でいたい
女性の心情を繊細に描いたバラードです。
It's a Boy
後に栗林誠一郎がアルバムGood-bye to you』でセルフカバーしています。

参加ミュージシャン



ZARD
坂井泉水:Vocal (全曲)
Additional Musician
大黒摩季:Guest Chorus (#1,2,4)

タイアップ



Good-bye My Loneliness
フジテレビ系列木曜劇場結婚の理想と現実主題歌
『クラリオン』CMソング

その他



このアルバムは、ZARDの初期の音楽性を知る上で非常に重要な作品です。特に、ポリドール版とB-Gram RECORDS版で音源ミックスが異なる点は、音楽ファンにとっては興味深いポイントでしょう。現在入手できるリマスター版や配信版は、MT 1B1のミックスで統一されていますが、旧盤のミックスは廃盤のため、聴き比べは困難となっています。

外部リンク



ビーイングによる紹介ページ

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