HAPPY PARTY TRAIN
「HAPPY PARTY TRAIN」は、人気グループ
Aqoursによる楽曲であり、
2017年4月5日にLantisからリリースされました。この楽曲は
Aqoursの3rd
シングルとして登場しました。
概要
この
シングルは、前作「ジングルベルがとまらない」から約5か月ぶりの登場で、BD付きと
DVD付きの2種類が販売されました。CDには表題曲「HAPPY PARTY TRAIN」と2曲のカップリング、さらにボイスドラマが収録されています。また、BD・
DVDには「HAPPY PARTY TRAIN」のアニメーションPVも含まれています。
表題曲のセンターは松浦果南が担当しており、アニメーションPVでは伊豆箱根鉄道の駿豆線車両に乗った果南を中心にした物語が展開されます。ダンスシーンは
大分県玖珠郡の旧豊後森機関庫で撮影されているとされています。楽曲の解禁は
2017年3月3日に
ニコニコ生放送やLINEライブで行われ、ファンにとって思い出深い瞬間となりました。
初回生産限定版には、全9種ある「HAPPY PARTY TRAIN」カードがランダムで封入されており、収集欲をそそります。キャッチコピーは「新しいみんなで叶える物語」とされ、この曲のテーマが多くのリスナーに伝わっています。
チャート功績
リリース直後の
オリコンデイリーランキングでは、約2.4万枚を売り上げて2位にランクインし、
Aqoursの楽曲としては記録的な初日売上でした。さらに、4月17日付の
オリコン週間ランキングでも5.5万枚を売り上げ2位となり、1st
シングル「君のこころは輝いてるかい?」を上回る初動売上を記録しています。アニメ週間チャートでは8作連続で1位を獲得し、
ビルボードのHot Animationでも3作連続で1位を記録するなど、商業的にも成功を収めました。
「HAPPY PARTY TRAIN」には、表題曲に加え、カップリング曲が収録されています。楽曲のクオリティはもちろんのこと、視覚的にも楽しませる要素が散りばめられています。
PVスタッフ
アニメーションPVの制作には、多くの才能あるクリエイターが参加しました。企画はサンライズが担当し、原作は矢立肇が務め、監督は酒井和男が担当しています。キャラクターデザインは室田雄平、音楽制作は
ランティスとサンライズ音楽出版が携わるなど、強力なスタッフが集結しています。
本作品の発売を記念して、伊豆箱根鉄道では「ラブライブ!サンシャイン!!ラッピング電車」が運行されるなど、さまざまなコラボレーションが展開されました。また、
西武鉄道ではコンサートに合わせた特別なラッピングが施された列車も登場し、ファンに特別な体験を提供しました。
発車メロディ
2019年には劇場版公開に合わせて、駿豆線三島駅の発車音が「HAPPY PARTY TRAIN」に変更され、駅で訪れるファンに新たな楽しみを提供しています。この曲が流れることで、多くの人々が特別な思い出を抱えることでしょう。
「HAPPY PARTY TRAIN」は、楽曲自体だけでなく、その周りの多様な取り組みやイベントによって、多くのファンに愛される作品となっています。