HW-03E

docomo NEXT series Ascend D2 HW-03Eの詳細

docomo NEXT series Ascend D2 HW-03E（ドコモ ネクスト シリーズ アセンド ディーツー エイチダブリューゼロサンイー）は、華為技術（ファーウェイ）が開発したデュアルモード端末です。このデバイスは、NTTドコモが提供する第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）に対応しており、利便性の高いモデルとなっています。

概要

HW-01E（with）の後継機種として位置付けられ、前モデルに新たに防水・防塵性能を追加しています。グローバルモデルのHuawei Ascend D2をベースにしていますが、日本市場に向けたローカライズが施され、外観や機能も大きく異なります。具体的には、グローバルモデルの5.0インチフルHD液晶に対し、日本モデルでは4.7インチのHD液晶が採用されており、画面外に静電容量式のタッチキーが配置されています。このような変更により、細かな仕様が日本仕様に印象付けられています。

バッテリーについては、グローバルモデルの3000mAhから2150mAhに容量が減少していますが、防水性能は向上し、IPX5/7に対応しています。また、IP5Xの防塵性能も有しており、屋外や水回りでの使用にも対応しています。

ディスプレイとカメラ

約4.7インチサイズの1280×720ドットのHDディスプレイは、撥水・撥油性のコーティングが施されており、指紋や汚れが付きにくくなっています。手が濡れていたり、水の付いた状態でもスムーズにタッチが可能です。これは、雨の日や水回りでの使用に特に便利です。

カメラは1310万画素のメインセンサーを搭載しており、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」やF値2.2のレンズを使用しています。また、NTTドコモの2013年春モデルのスマートフォンの中で、唯一下り最大112.5Mbps（UE Category 4）をサポートしています。

搭載アプリと機能

この端末はシンプルながらも多機能で、さまざまなアプリケーションをサポートしています。ただし、NFCやおくだけ充電には対応していません。

歴史とリリース

2013年1月7日に、アメリカのラスベガスで開催された「CES2013」でファーウェイがグローバルモデルを発表し、その後日本市場での販売予告が行われました。1月22日にはNTTドコモから正式に発表され、5月8日にドコモオンラインショップでの販売が開始されました。5月21日には店頭でも発売が行われ、多くのユーザーに支持されました。また、このモデルは2013年夏モデル以降、ドコモのラインナップ見直しによりNEXTシリーズとしては最終機種となりました。

アップデート

この端末は、発売後も何度かのアップデートを経て、品質の改善が行われています。特に、端末の機能改善や不具合の修正が定期的に行われており、ユーザーが快適に利用できるよう配慮されています。

まとめ

docomo NEXT series Ascend D2 HW-03Eは、華為技術による先進的な機能を持ちながら、日本市場に適した仕様を持つデュアルモード端末です。防水・防塵性能や使いやすいディスプレイなど、その特長は多岐にわたり、コンパクトでありながらも頼もしいパートナーとして位置付けられています。

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