Hybrid 4G LTE

Hybrid 4G LTE (ハイブリッドフォージーエルティーイー) とは

ソフトバンクが提供するHybrid 4G LTEは、SoftBank 4GとSoftBank 4G LTEという2種類のLTE方式を利用可能にするサービスです。このサービスにより、ユーザーはより広範なエリアで高速データ通信を利用できるようになります。

概要

ソフトバンクは以前、スマートフォン向けLTEとして、SoftBank 4G(TD-LTE)を主にAndroid端末向けに、SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)を主にiPhone向けに提供していました。しかし、2013年12月以降に発売されたAndroid端末からは、両方のLTE回線が利用可能となり、このサービスがHybrid 4G LTEとして提供されました。

Hybrid 4G LTEを利用するには、対応機種が必要ですが、対応機種であれば、回線の切り替えは自動的に行われます。利用可能なサービスや料金も、どちらの回線を利用しても同一です。接続される回線の優先順位は、AXGP、FDD-LTE、3Gの順となっており、常に利用可能な中で最も高速な回線に接続されるように設計されています。ただし、画面上ではAXGPとFDD-LTEのどちらも「4G」と表示されるため、ユーザーが区別することはできません。

対応機種

Hybrid 4G LTEに対応しているのは、2013年冬から2014年春モデル以降のAndroid端末と、iPhone 6およびiPhone 6 Plusです。SIMフリー端末でも、FDD-LTEとTD-LTEの両方に対応している機種であれば、このサービスを利用できます。

以下に主な対応機種を挙げます。

AQUOS PHONE Xx 302SH
AQUOS PHONE Xx mini 303SH
ARROWS A 301F
DM016SH (Disney Mobile on SoftBank向け端末)
AQUOS Xx 304SH
AQUOS CRYSTRAL
AQUOS CRYSTRAL X
iPhone 6
iPhone 6 Plus
Xperia Z3 401SO
Galaxy S6 Edge 404SC
Xperia Z4 402SO
AQUOS CRYSTAL 2 403SH
AQUOS Xx 404SH
Xperia Z5 501SO

また、Y!mobileブランド（旧ワイモバイルのサービスをソフトバンクが継承）でも、Hybrid 4G LTEに対応したMVNO端末（いわゆる「電話サービス(タイプ1)」）が存在します。

302KC (AXGP利用時、下り最大76Mbps)
402LG
404KC
501LG
503HW
403SH
404SH

関連事項

SoftBank 4G: AXGP方式によるサービスです。
SoftBank 4G LTE: FDD-LTE方式によるLTEサービスです。
ダブルLTE: SoftBank 4G LTEに加え、ワイモバイルのLTE網も利用可能になるサービスです。
SoftBank 3G: ソフトバンクの3G回線サービスです。
Xi (クロッシィ): NTTドコモのLTEサービスです。
EMOBILE LTE: ワイモバイル（旧イー・モバイル）のLTEサービスです。
au 4G LTE: KDDI・沖縄セルラー電話（au）のLTEサービスです。

脚注

ソフトバンクモバイルの公式情報や、関連サービスに関する情報が外部リンクとして提供されています。これらのリンクを参照することで、さらに詳細な情報を確認できます。

外部リンク

2013-14年冬春 新商品発表！ ソフトバンクモバイル
2013-14年冬春商戦向け新商品について ソフトバンクモバイル株式会社
Hybrid 4G LTEとは - ソフトバンクモバイル
Hybrid 4G LTE 対応スマートフォンのサービスエリアマップ - ソフトバンクモバイル
SoftBank 4G / 4G LTE 対応エリア - ソフトバンクモバイル
ワイモバイル
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