IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル ふるさとは負けない!

番組概要

『IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル ふるさとは負けない!』は、IBC岩手放送が2011年5月28日から29日にかけて放送した、東日本大震災の被災地復興支援を目的とした26時間チャリティーラジオ番組です。これは、IBCがこれまで培ってきた「善意の輪」をさらに発展させ、新たな形で実施したラジオ・チャリティ・ミュージックソンです。

キャッチフレーズは「広げよう!善意の輪。届けよう!元気の輪。」。

番組タイトルにある「ふるさとは負けない!」は、東日本大震災からの復興を目指すIBC岩手放送独自の取り組みのスローガンであり、関連するテレビ・ラジオ放送活動で使用されました。

出演者

メインパーソナリティは菊池幸見が担当しました。
チャリティーランナーは、村上弘明とあんべ光俊が務めました。

番組内容

番組では、村上弘明と水越かおる、あんべ光俊と村松文代がそれぞれ「通りゃんせ号」に乗り込み、被災した県沿岸部を2つのルートに分かれて巡回しました。

番組を通じて、県内外からの応援メッセージや、被災地からの復興への思いが伝えられました。

番組の一部はIBCテレビでも放送されました。

IBC本社と、東京にある「いわて銀河プラザ」には、リスナーが直接メッセージを書き込める「スターボード」が設置され、メッセージの一部は放送で紹介されました。

募金活動

番組では、すでに受け付けていた銀行振込やIBC本社への直接持ち込みに加え、県内6か所に「愛の泉」を設置し、アナウンサーやラジオカーリポーターが募金を呼びかけました。

東京の「いわて銀河プラザ」にも「愛の泉」が設置され、IBCアナウンサーのOB・OGや岩手ゆかりの人が募金活動を支援しました。

また、IBC本社ロビーでは限定福袋を販売する「アナ場商店」も開催されました。

さらに、パソコンやスマートフォンからのクレジットカード決済による募金システムも導入されました。

これらの活動の結果、IBC震災募金には、番組終了時点で9,001万4156円もの善意が集まりました。集まった募金は、岩手県の災害義援金募集委員会を通じて、県内の被災者へ届けられる予定です。

多様な展開

IBC本社のラジオ第2スタジオからの生放送に加え、IBCホール・ロビースタジオでは、賛同アーティストによるライブが、吹奏楽、フォーク、ジャズ、バンドなどのジャンルで26時間にわたり行われました。最後は、あんべ光俊のミニライブで締めくくられました。

28日には、アナウンサーの大塚富夫とジャズボーカリスト佐々木由香利が、北上市の「江釣子ショッピングセンター パル」内のスタジオで、賛同アーティストによるライブを進行しました。

また、番組はUSTREAM、radiko、ツイッターでも配信され、広く視聴されました。

「いわて銀河プラザ」内限定の特別コンテンツ配信や、平塚競技場でのベルセグを活用したコンテンツ配信、募金受付ブースの設置など、様々な展開が行われました。

関連情報

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外部リンク

* IBCラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル ふるさとは負けない!・公式サイト

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