Ice Station Z

『Ice Station Z』

『Ice Station Z』は、Wobbly Toothが手がけたオープンワールド型のゾンビサバイバルゲームです。このゲームは、2017年4月5日にニンテンドー3DS向けのダウンロードソフトとしてリリースされました。その後、グラフィックの向上が施された新しいバージョンが開発され、2021年11月18日にNintendo Switch版、12月3日にMicrosoft Windows版が登場しました。

ゲームの概要

本作は、雪に覆われた孤島で生き残ることを目的としたサバイバル体験を提供します。プレイヤーはゾンビの脅威に立ち向かい、限られた資源を駆使して生き延びなければなりません。インターネット接続があれば、ニンテンドー3DS版では最大8人、Nintendo Switch版およびWindows版では最大10人まで同時プレイが可能です。また、テキストチャット機能を搭載しており、仲間とのコミュニケーションも確保されています。ただし、異なるプラットフォーム間でのクロスプレイには対応していません。

評価と売上

本作は、一部のゲームメディアから厳しい評価を受けています。特にIGN JAPANでは、2013年にリリースされた『DayZ』の影響を受けていると分析しつつ、ゲームの内容、グラフィック、バグの存在に対して否定的な意見が多く見られました。そのため、評価は「つまらない」「ひどい」と厳しかったことが特徴です。

しかし、全体の売上は好調で、2017年4月14日にはニンテンドー3DS用ダウンロードソフトの週間売上ランキングで2位にランクインしました。この成功の要因としては、500円という手頃な価格設定や、3DSにおいては希少なサバイバルゲームである点が挙げられます。また、人気のあるサバイバルゲームである『DayZ』のプレイ動画がYouTubeやニコニコ動画で注目され、特に若年層に支持を受けたことも大きな要因とされています。

まとめ

『Ice Station Z』は、サバイバルゲームファンにとって興味深いタイトルです。オープンワールドでの自由な探索と、他のプレイヤーとの協力プレイが可能な点が魅力であり、厳しい環境下でのサバイバル体験を提供しています。とはいえ、強い評価の反面、批判も少なくなく、プレイヤーによって受け止め方が異なることがこのゲームの特徴です。興味がある方は、実際にプレイしてみて、その魅力を感じてみることをお勧めします。

参考資料

• - Wobbly Tooth公式サイト（英語）

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