JAカード

JAカード（ジェイエーカード）

JAカードは三菱UFJニコス株式会社（MUN）が農業協同組合であるJAバンクと提携し提供するクレジットカードです。1996年に旧・協同クレジットサービスにより発行がスタートし、2006年にUFJニコスが同社を吸収合併したことにより、現在の形となりました。さらに、2017年にJAカード株式会社が設立され、2018年からJAカード事業が移管される形で運営が続けられています。発行業務自体は今でもMUNが担当しています。

カードの特徴

JAカードは個人向けと法人向けの二種類があります。個人カードはMUNが発行するNICOSカードの提携製品であり、国際ブランドはVISAとMasterCardに対応しています。年会費については、一般カードが税別1,250円、ロードアシスタンスサービス付きカードは税別1,700円、ゴールドカードは税別10,000円となっており、一般カードやロードアシスタンスサービス付きカードを利用する際、一定の条件を満たすと翌年度の年会費が免除される場合もあります。

また、2021年11月にはJA JCBカードが登場し、このカードはMUNがJCBのフランチャイジーとして発行していたもので、券面デザインはUFJ JCBカードと異なります。なお、法人向けのカードは、MUNのUFJカード及びMUFGカードとの連携で発行されています。

JAバンクについて

JAバンクは農林中央金庫、各都道府県の信用農業協同組合連合会、そして各農業協同組合によって構成されています。JAカードに関する規約では、提携先金融機関はJAバンクグループと位置付けられており、農林中央金庫がその代表的な金融機関です。

追加情報

JAカードには、他のクレジットカード関連として「マリンクレジット」や「全農エネルギー」におけるJA-SSカードも存在しますが、これらはJAバンクとは異なりジャックスと提携しています。ただし、ジャックスも三菱UFJフィナンシャルグループの一部です。

まとめ

JAカードはJAバンクと密接に連携した信頼性の高いクレジットカードであり、個人・法人ともに多様なニーズに応えてくれるコンビニエンスなサービスを提供しています。普段使いや特別な時に利用できるポイント還元等のサービスも充実しているため、利用を検討する価値は十分にあります。

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