JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022

ジャパンラグビーリーグワン2022：詳細解説

[2022年]]1月7日]から[[5月29日にかけて開催されたジャパンラグビーリーグワン2022は、ジャパンラグビートップリーグに替わる新リーグの第1回大会でした。NTTがタイトルスポンサーとなり、社会人全国リーグとしては通算19回目の開催となりました。

開幕と新型コロナウイルスの影響

当初、1月7日に国立競技場での開幕戦が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止。実質的な開幕戦は、1月8日に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われたコベルコ神戸スティーラーズ対NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安戦となりました。開会宣言は、1月8日、味の素スタジアムで行われた東京サントリーサンゴリアス対東芝ブレイブルーパス東京戦の試合前に執り行われました。

参加チームとリーグ構成

2020年シーズン開幕前に申請した25クラブの中から、2021年シーズンの成績などを考慮し、12チームのディビジョン1、6チームずつのディビジョン2とディビジョン3が構成されました。コカ・コーラレッドスパークスは活動停止のため参加を見送りました。ディビジョン1は、2021年トップリーグファーストステージの成績に基づき、カンファレンスAとカンファレンスBの2つのカンファレンスに分けられました。

試合方式と順位決定

ディビジョン1では、12チームが2つのカンファレンスに分けられ、同一グループ内は2回総当たり、別グループとは1回総当たりを行い、合計16試合を戦いました。当初はリーグ戦の総合成績で優勝を決定する予定でしたが、上位4チームはプレーオフトーナメントを実施することになりました。プレーオフは、準決勝2試合、決勝、3位決定戦の計3試合で行われ、80分間で同点の場合は、10分間の延長戦（サドンデス方式）、それでも決着しない場合はキッキングコンペティションで勝敗を決定しました。

5位以下の順位はリーグ戦の成績で決定されました。勝ち点配分は、勝利4点、引き分け2点、敗戦0点の基本に加え、7点差以内での敗戦チームと3トライ差以上での勝利チームにはボーナスポイントとして1点が加算されました。同点の場合は、勝利数、勝ち点・勝利数が同じチーム間の勝ち点、得失点差、トライ数、トライ後のゴール数などで順位を決定し、それでも決まらない場合は抽選となりました。

試合中止の場合の勝ち点の扱いは、双方の責任による中止は引き分け扱い、一方の責任による中止は帰責チームの不戦敗、不可抗力による中止も引き分け扱いとなりました。

入れ替え方式

ディビジョン1とディビジョン2、ディビジョン2とディビジョン3の間では入れ替え戦が行われましたが、SA浦安とRH大阪の再編、宗像Bの休部などにより、当初の予定から変更が加えられました。最終的には、ディビジョン2の1位がディビジョン1に自動昇格、ディビジョン3の最上位チームがディビジョン2に自動昇格、それ以外の入れ替えは一部変更されたフォーマットで行われました。トップリーグ、トップチャレンジリーグ時代に行われていた3地域リーグとの入れ替え戦は行われませんでした。

試合結果、順位表、スコッド、個人賞、メディア中継

リーグ戦、プレーオフトーナメント、入れ替え戦の結果、各チームのスコッド、個人賞受賞者については、詳細な資料を参照ください。

試合中継は、J SPORTSが全試合のテレビ・インターネット中継を行い、YouTube公式チャンネルでも試合ハイライトなどが配信されました。ニッポン放送やBS日テレも開幕戦の中継を予定していましたが、試合中止により実現しませんでした。

重要な出来事

2021年10月には開幕戦の開催発表やチケット販売開始が発表されました。しかし、1月には開幕戦の中止、複数の試合の中止、チームの再編、活動休止などが発生し、リーグ全体のスケジュールや構成に影響が出ました。

この大会は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたシーズンとなり、その影響が様々な面で表れていました。リーグ運営サイドは感染症対策、試合成立要件の発表など、様々な対応を迫られました。

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