JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25 DIVISION 3

ジャパンラグビーリーグワン2024-25 DIVISION3：新たな試みが彩るシーズン開幕

ジャパンラグビーリーグワン2024-25 DIVISION3は、2024年12月21日に開幕する、日本のラグビーユニオンによるリーグ戦の3部リーグです。今シーズンは、新たな試みと変化に満ちたシーズンとなることが期待されています。

新チーム参入と国際ルール導入

今シーズンは、ヤクルトレビンズ戸田、狭山セコムラガッツ、ルリーロ福岡の3チームが新規参入し、リーグに新たな活気が吹き込まれます。
さらに、国際的なラグビーの潮流を反映し、いくつかのルール変更が導入されます。2023-24シーズンに引き続き、20分レッドカードが採用されるほか、試合のテンポアップを図るため、60秒ショットクロック、30秒以内ラインアウト形成などが導入されます。スクラムハーフへの保護ルール強化や、相手が争わないラインアウトでのノットストレート容認なども、2025年1月1日からの世界的公式実施に先駆けて試験的に導入されます。これらのルール変更は、よりスピーディーでエキサイティングな試合展開をもたらすことが期待されています。

試合時間と入替戦方式の変更

ハーフタイムは、前シーズンまでの12分から15分へと延長されます。選手たちの休憩時間確保と戦略調整の時間をより多く確保することで、より質の高い試合展開に繋がるでしょう。また、今シーズンの入替戦は、DIVISION2との間で上位2チームのみが入れ替えを行うシンプルな方式に変更されます。順位入替戦は行われません。

日本代表選考基準の緩和と外国人選手の活躍

2024年8月1日からは、ワールドラグビーが国代表となる条件を緩和しました。これにより、外国籍の選手が日本代表となるためのハードルが下がります。具体的には、「プレーする時点の直前の60ヶ月間継続して当該国を居住地としていた」という条件が撤廃され、外国籍の選手は日本国内チームに60か月在籍していれば、日本代表となる条件を満たすことになります。
さらに、ジャパンラグビーリーグワンは10月22日、国外滞在日数の制限（年間62日以内）を撤廃しました。これにより、これまではシーズンオフに2か月以上の母国帰国をしていた選手なども、多くがカテゴリAに変更となり、より多くの選手がリーグで活躍できる環境が整いました。

新たな開催地：栃木県と山梨県

今シーズンは、栃木県（足利市総合運動場陸上競技場、栃木県グリーンスタジアム）と山梨県（JIT リサイクルインク スタジアム）でリーグ戦が開催されます。両県とも、リーグワン開催は初めてであり、新たなラグビーファン獲得のきっかけとなることが期待されています。

リーグ戦と表彰

リーグ戦は2024年12月21日に開幕し、15節のリーグ戦の後、DIVISION2との間で上位2チームによる入替戦が行われます。シーズン終了後には、「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 アワード」が開催され、DIVISION3 MVP、得点王、最多トライゲッター、ベストキッカー、ベストタックラー、ベストラインブレイカー、優秀ヘッドコーチ賞、ベストホイッスル賞、プレーヤー・オブ・ザ・シーズン、ゴールデンショルダー、フェアプレーチーム賞などが選出されます。また、選手投票によるプレイヤーズ・チョイス・プライズも予定されています。

試合中継

J SPORTSは、DIVISION3の全試合をJ SPORTSオンデマンドで配信します。テレビ放送については、第5節までは予定されておらず、以降は未定です。

まとめ

ジャパンラグビーリーグワン2024-25 DIVISION3は、新規参入チーム、国際ルール導入、開催地拡大など、多くの変化と期待に満ちたシーズンです。新たな試みによって、リーグ全体の活性化と発展に大きく貢献することが期待されています。今後の展開に注目です。

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