JNN8時のニュース

JNN8時のニュース

『JNN8時のニュース』は、1983年4月4日から1990年9月28日まで放送されたTBS系列の報道番組です。通称「8時ニュース」として多くの視聴者に親しまれました。

概要

本番組は、同じ1983年4月に始まった『JNNおはようニュース&スポーツ』の姉妹版として位置づけられ、キャスターが兼務し、オープニングテーマもアレンジ版が使用されました。1985年4月1日からは『朝のホットライン』の放送枠が拡大したことに伴い、8時のニュースは2部構成の中断枠として放送されることとなりました。1987年4月からは『朝のホットライン』（その後『HOTLINE』や『THE WAVE』に名称変更）に統合され、「8時のニュース」として再び放送されるようになりました。

その後、1990年9月の放送終了まで、視聴者に情報を提供し続けました。番組中盤でのローカルニュース放送の枠は、後の『ビッグモーニング』でも引き続き維持され、地域ごとのニュースや天気予報を提供しました。特に、ローカルニュースが放送できない地域では関東のローカル内容や、天気予報のどちらかを伝える形式が取られていました。

放送の特長

番組のロゴは『8時だョ!全員集合』に似ており、視聴者にとって親しみやすいデザインでした。また、オープニングタイトルはスタジオを背景に、右から左へ「8」の文字を電波のように示し、その後に「8時のニュース」というタイトルが右から左に表示されました。この演出も視聴者に親しみをもって受け取られた要因の一つです。

放送時間

本番組は、1983年4月4日から1990年9月28日までの平日8:00から8:10の間に放送されました。1987年以降は、平日朝のワイド番組のコーナーとなり、タイトルも『JNN』を省いた単独の「8時のニュース」として知られるようになりました。

放送局

放送当初から系列局のネットワークによって広く配信され、特に地方の視聴者にも親しまれました。

放送の変遷

1984年以降、大規模なスポーツイベントなどで放送が休止される場合は、通常のニュースは8:20から放送されました。このような例外も含めて、番組は多くの変化を経験しつつも、長い間にわたり視聴者の信頼を得てきました。

関連番組

本番組は、多くの関連項目を持ち、『8時の空』や『ときめき生情報810』、さらには『じゃんけんキッズ』などと同時期に放送されることがありました。

『JNN8時のニュース』は、情報を迅速に伝える重要な役割を果たし、今もなおテレビの報道番組としての伝統を受け継いでいます。

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