JSOL

株式会社JSOLは、NTTデータと三井住友フィナンシャルグループ（SMFG）を主要株主とする、ユーザー系のシステムインテグレーターです。一般企業や公共機関を対象に、ITシステムのコンサルティングから開発、運用までを総合的に手掛けています。前身は日本総研ソリューションズで、2009年に現在の社名に変更されました。

設立と変遷

JSOLの歴史は、1969年に住友銀行から独立した日本情報サービス株式会社に遡ります。その後、住友銀行のシンクタンク部門を統合し、（旧）株式会社日本総合研究所に社名変更。1990年代にはシステムソリューション事業を強化し、関連会社との合併を経て、事業規模を拡大しました。

2000年代に入ると、三井住友フィナンシャルグループの再編に伴い、JSOLの組織も大きく変化します。2006年には、日本総合研究所から一般企業・公共向けITシステム事業を継承する形で、株式会社日本総研ソリューションズが設立されました。この会社が現在のJSOLの前身です。

2008年、NTTデータ、SMFG、日本総合研究所、日本総研ソリューションズの4社間で、ITシステム事業に関する広範な業務・資本提携が締結されました。この提携により、JSOLは2009年にNTTデータの子会社となり、同時に株式会社JSOLに商号変更しました。この再編を通じて、JSOLはより高度なITソリューションを提供できる体制を整えました。

事業内容

JSOLは、長年にわたり培ってきたIT技術とノウハウを活かし、多岐にわたる業界の顧客に最適なソリューションを提供しています。主な事業内容は以下の通りです。

ITコンサルティング：顧客の課題やニーズを分析し、最適なIT戦略を立案します。
システム開発：顧客の業務要件に基づいたシステムを設計・開発します。
システムインテグレーション：異なるシステムを連携させ、全体最適化を実現します。
システム運用・保守：開発したシステムが安定稼働するよう、運用・保守を支援します。

事業所

JSOLは、以下の場所に事業所を構えています。

東京本社：東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス
大阪本社：大阪市西区土佐堀2-2-4 土佐堀ダイビル
江戸堀オフィス：大阪市西区江戸堀2-1-1 江戸堀センタービル
名古屋オフィス：名古屋市中区丸の内2-18-25 丸の内KSビル17階

関連会社

JSOLの主な関連会社は以下の通りです。

日本総合研究所：親会社（50％出資）
NTTデータ：親会社（50％出資）
三井住友銀行

外部リンク

より詳細な情報については、以下のJSOL公式サイトをご覧ください。

株式会社JSOL

JSOLは、常に変化するIT業界の動向を捉え、顧客のビジネスを成功に導くための最先端技術とソリューションを提供し続けています。また、ITサービスマネジメントの国際規格であるISO/IEC 20000の認証を取得するなど、高品質なサービス提供に努めています。

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