K004

簡単ケータイ K004は、京セラが日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。型番はKY004で、幅広いユーザー層をターゲットとした音声通話に特化した端末です。

概要

K004は、携帯電話の操作に不慣れな方や高齢者層を主な対象として開発されました。前機種であるK003のコンセプトを継承し、使いやすさを追求した設計が特徴です。電源スイッチには、一般的なボタン式ではなく、独立したスライド式スイッチを採用しています。これにより、電源のオン/オフを直感的かつ確実に行うことができます。デザイン面ではK003から変更が加えられましたが、機能や対応サービスについてはK003とほぼ同等の仕様となっています。

沿革

K004の発表から販売終了までの主な流れは以下の通りです。

2009年10月19日：KDDIおよび京セラより公式発表。
2010年2月5日：東北、北陸、中部、関西、中国、四国、沖縄地区で販売開始。
2010年2月6日：上記以外の地域で販売開始。
2011年1月：販売終了。

対応サービス

K004は、音声通話を中心とした基本的な機能に加えて、以下のようなサービスに対応していました。

auの各種サービス
Eメール
EZweb
緊急速報メール

不具合および新機能の追加

2010年6月24日には、ケータイアップデートにより以下の新機能が追加されました。

宅内用小型基地局「auフェムトセル」への対応：これにより、自宅内での電波状況が改善され、より快適な通話が可能になりました。

関連項目

K004に関連する機種や情報については、以下の項目も参照してください。

K003：K004の前機種。
K005：K004と同時期に発売された機種。
簡単ケータイ：auが展開する高齢者向け携帯電話のシリーズ。
A101K：京セラが開発したauの別機種。

注

本記事の内容は、公開当時の情報に基づいています。

外部リンク

K004（京セラ）
* K004（au by KDDI） - ウェイバックマシン（2009年10月25日アーカイブ分）

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