KEI山宮

KEI山宮: 日本の総合格闘家

KEI山宮（ケイやまみや）は1972年7月12日生まれの日本出身の男性総合格闘家で、神奈川県茅ヶ崎市で育ちました。彼は初代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシストとして知られています。そして、総合格闘技界での経歴は非常に多彩で、数々の大会での経験を積んできました。

学生時代と早期の活動

KEI山宮は神奈川県立茅ケ崎高等学校を卒業後、国士舘大学に進学し、レスリング部に所属していました。大学在学中には関東選手権82kg級で2位に輝くなど、素晴らしい実績を残しました。大学卒業後はスポーツインストラクターとして活動していましたが、1995年にパンクラスに入門し、格闘技の世界に身を置くことになります。

パンクラスでの成功

彼のキャリアにおいて、1997年のネオブラッド・トーナメントでの優勝が大きな転機となりました。この成功を受け、1999年にはUFC Japanでユージーン・ジャクソンと対戦し、残念ながらKO負けを喫しますが、この試合を契機にリングネームを本名からKEI山宮に変更します。

2000年6月26日、KEI山宮はPANCRASE 2000 TRANS TOURのライトヘビー級トーナメントにて、準決勝でオマー・ブイシェに勝利し、決勝では美濃輪育久に判定勝ちを収めて初代パンクラスライトヘビー級王者に認定されました。しかし、翌年1月のDEEP2001ではパウロ・フィリョにKO負けし、王座を返上することになりました。

その後も2001年10月30日のismとGRABAKAとの対抗戦では郷野聡寛に判定負けを喫し、さらなる成長を求めてチームを移籍。彼は2006年からキックボクシング団体に参戦するなど挑戦を続けます。

キックボクシングとその後の試練

特に2007年にはK-1 JAPAN TRYOUTに参加し、合格後は「チーム・ホースト」に所属。さらに試合を重ねる中で、自身の実力向上を目指し続けました。しかし、何度かの試合での敗北も経験し、2012年にはウェルター級キング・オブ・パンクラスのタイトルマッチで王者の佐藤豪則に判定負けを喫しました。

プロレスへの挑戦と最新の活動

2015年には全日本プロレスに参戦し、タッグ戦で若手レスラーたちと戦い勝利を収める一方、同年にはプロボクシング100戦を記念する試合でも結果を残しました。しかし、その後はレフリーストップ負けも体験し、格闘技の過酷さを再認識しています。

人柄と趣味

KEI山宮はプライベートにおいて、道夫という名前の猫を飼っており、ブログにもその様子がたびたび登場します。また、音楽ではサザンオールスターズのファンであり、入場曲としてサザンの楽曲を選ぶことが多いです。さらに、コスプレが好きで、試合前の公開練習や入場時にコスプレを行い、そのユニークさでファンに親しまれています。

彼の戦績や活動は、総合格闘技やキックボクシングの枠を超えた多様な表現をしています。これからもKEI山宮の挑戦から目が離せません。

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