KEIRINグランプリ'86

KEIRINグランプリ'86

KEIRINグランプリ'86は、1986年12月30日に立川競輪場で開催された、年末の競輪ビッグレースです。このレースの優勝賞金は1500万円で、当時のトップ選手たちが集結し、激しい戦いを繰り広げました。

出場選手

レースには、以下の選手が出場しました。

中野浩一
井上茂徳
滝澤正光
清嶋彰一
山口健治
菅田順和
佐々木昭彦
本田晴美
伊藤公人


また、誘導員は恩田繁雄が務めました。

レース展開

レースは、残り2周で清嶋、山口、菅田が先頭に立ち、その後ろに中野、井上、滝澤、佐々木、本田、伊藤と続きました。ジャンが鳴ると、誘導員が一気にペースを上げ、清嶋が先行体制に入ります。残り1周手前で滝澤が仕掛けようとしますが、中途半端な動きとなり、その隙に本田がホームから叩いて出ます。しかし、本田はバックで伸びきれず、滝澤が2センターから捲りを試みますが、清嶋の逃げは快調で、先頭集団は一本棒のまま直線に突入します。

直線に入ると、中野が厳しいと判断した井上が内側を突いて清嶋に迫り、最後は清嶋を差し切って1着でゴールしました。2着には清嶋、3着には中野が入りましたが、ゴール後、井上と清嶋は落車してしまいました。

競走結果

1着: 井上茂徳
2着: 清嶋彰一
3着: 中野浩一

配当金額

配当金額に関する詳細な情報は提供されていません。

エピソード

当レースの売上は、28億4953万8600円でした。
前年のKEIRINグランプリ優勝者である中野浩一は、このレースでチャンピオンジャージを着用することが認められ、自動的に3番車となりました。また、中野のユニフォームには車番が入っていませんでした。
6着に敗れた滝澤正光は、このレースで年間獲得賞金額1億円を突破しました。
優勝した井上茂徳は、レース前から肋骨にヒビが入っていた状態で出場しており、レース後の胴上げでは笑顔を見せつつも、脇を押さえて痛がる様子が見られました。

脚注

本記事の競走内容に関する記述は、当時のレース展開に基づいています。

関連項目

KEIRINグランプリ

外部リンク

* 立川競輪WebサイトのKEIRINグランプリ優勝者一覧 (立川競輪場で開催されたレースのみ、過去のKEIRINグランプリの動画が配信されています。)

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