KY-01L

カードケータイ KY-01L

カードケータイ KY-01Lは、京セラが開発し、NTTドコモから発売された携帯電話です。ドコモの第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）に対応したデュアルモード端末であり、ドコモ ケータイ（spモードケータイ）の一つとして位置づけられています。

概要

この端末は、京セラがNTTドコモ向けに約20年ぶりに開発した端末であり、ストレート型を採用しています。

特徴・機能

KY-01Lは、スマートフォンを除くストレート形状の4G対応携帯電話端末として、2018年9月5日時点で世界最薄・最軽量を誇ります。その薄さは約5.3mm、重さは約47gと、まさにカードサイズと言えるほどのコンパクトさが特徴です。ディスプレイには、待機時の消費電力がゼロである反射型の電子ペーパーディスプレイを採用し、省エネにも配慮されています。

機能面では、携帯電話としての必要最低限の機能に絞り込むことで、この小型化を実現しています。そのため、外部メモリ、テレビ機能、カメラは搭載されていません。一方で、無線LANやBluetoothには対応しており、VoLTEによる高品質な音声通話も可能です。また、IPX2等級相当の防水機能も備えています。OSはAndroidではなく、独自のOSが採用されています。

搭載アプリ

プリインストールされているアプリは、ドコモのアプリではなく、メーカー独自のものが搭載されています。

搭載アプリ一覧:

電話
電話帳
SMS
電卓
計算機
カレンダー
ブラウザ
メモ帳
設定

歴史

2018年10月17日：2018-2019年冬春モデルの1機種として開発が発表されました。
2018年11月19日：発売日が発表されました。
2018年11月22日：発売されました。

アップデート

ソフトウェアアップデートにより、不具合の修正や機能の追加が行われます。最新のアップデートを適用することで、過去のアップデート内容がすべて適用されます。

2018年11月22日のアップデート

WEB上の電話番号をクリックして発信しようとするとダイヤル画面に遷移しない場合がある不具合が改善されました。
まれに通話開始時に着信側の着信音が聞こえる場合がある不具合が改善されました。
ビルド番号が1.000DC.0001.aから1.010DC.0008.aに変更されました。

2019年3月16日のアップデート

メール作成に関する不具合（まれに誤った宛先が表示される場合がある）が改善されました。
データコピーツール「DOCOPY」に対応しました。
ビルド番号が1.010DC.0008.aから1.020DC.0003.aまたは1.020DC.0004.aに変更されました（アップデートを行った時期により異なります）。

2020年1月6日のアップデート

画面ロックに関する不具合（解除を行ってもロック解除ができない場合がある）が改善されました。
連絡先検索の不具合（ふりがな検索が不可の場合がある）が改善されました。
ビルド番号が1.020DC.0003.aまたは1.020DC.0004.a（アップデートを行った時期により異なります）から1.030DC.0002.aに変更されました。

注釈

本端末は、そのサイズと機能の絞り込みにより、従来の携帯電話とは異なる使い心地となる可能性があります。

外部リンク

* カードケータイ KY-01L｜ケータイ｜製品｜NTTドコモ

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