Kalafina All Time Best 2008-2018

アルバム『Kalafina All Time Best 2008-2018』の概要

『Kalafina All Time Best 2008-2018』は、日本の音楽ユニットKalafinaによる3枚目のベストアルバムです。この作品は2018年10月24日にSACRA MUSICからリリースされ、彼女たちにとって初めてのオールタイム・ベストのアルバムとなります。また、Kalafinaが2019年1月に解散する前の最後のアルバムでもあります。特に、これまでのシングルやタイアップ曲を網羅した内容で、ファンにとっては特別な意義を持つ作品です。

収録曲の魅力

このアルバムには、デビューシングル「oblivious」から始まり、最後のシングル「百火撩乱」までの全シングル表題曲が含まれています。具体的には、23曲のシングル表題曲とそれに連なるタイアップ曲が収められており、全32曲が収録されたCD3枚組の形態となっています。また、全36曲は最新リマスタリングが施されており、リスナーにとって新たな音楽体験を提供しています。

さらに、KalafinaがSME Recordsからリリースした最後のシングル表題曲「blaze」と、新しいレコード会社のSACRA MUSICに移籍後にリリースされた「into the world」「メルヒェン」「百火撩乱」が本作に初めて収録されています。この点でもアルバムには格別の価値があります。各楽曲のアレンジはすべて、作詞・作曲・編曲を手がけた梶浦由記のタッチが光ります。

限定盤の充実した仕様

作品は初回生産限定盤と通常盤の2つの仕様で販売されており、初回生産限定盤には付加価値が満載です。こちらの特別版には、2018年1月23日に東京・日本武道館で行われた10周年記念ライブ『Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018 at 日本武道館』の音源を収録したライブ盤CD3枚組と、フォトブックが同梱されたボックス仕様となっています。この豪華な要素は、ファンにとってもかなりの魅力となっており、手元に置いておく価値が十分にあります。

チャート成績と影響

リリース直後、オリコン週間チャートでは初登場6位を獲得し、初期の売上は9,191枚にのぼりました。このアルバムは6回のチャートインを果たし、累計では14,734枚のセールスを記録しています。これらの数字は、Kalafinaの音楽がいかに多くのリスナーに支持されているかを示す証拠でもあります。

彼女たちの音楽的足跡を辿ることができる『Kalafina All Time Best 2008-2018』は、音楽の価値を再確認させてくれるような、感動的で記念すべきアルバムです。Kalafinaのファンだけでなく、これから彼女たちの音楽に触れる新しいリスナーにとっても、必聴の一作となるでしょう。

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