L-03Fは、
LGエレクトロニクスが製造したUSBドングル型のデータ通信モデムです。
NTTドコモの
第3.9世代移動通信システムである
Long Term Evolution(LTE)に対応し、高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」を利用できます。また、Xi回線だけでなく、
FOMAハイスピード通信も利用可能です。この端末は
2014年2月に
NTTドコモによって開発が発表され、同年の夏モデルとして発売されました。
概要
L-03Fは、クアッドバンド(800MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz)に対応しており、受信時最大150Mbps、送信時最大50MbpsのXi超高速通信をサポートしています。これにより、動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードなどを快適に行うことができます。また、国際ローミングサービス(
WORLD WING)に対応しており、3G通信やHSDPA/HSUPAによるローミングも可能です。さらに、LTEローミングにも対応しているため、海外でも高速データ通信を利用できます。
USBコネクターは、本体に収納可能な回転式を採用しています。これにより、持ち運びの際にコネクターが破損する心配がなく、利便性が向上しています。
歴史
2014年2月12日 - NTTドコモよりL-03Fの開発が発表されました。
2014年5月14日 - 事前予約が開始されました。
2014年5月29日 - L-03Fが正式に発売されました。
アップデート・不具合など
L-03Fは、発売後もソフトウェアアップデートが提供され、不具合の修正や機能改善が行われました。
海外の一部地域において、通信が不安定になる場合がある不具合を修正しました。
ファームウェアバージョンがL03F10AからL03F10Bに更新されました。
2015年1月20日のアップデート
L-03F本体:一部のパソコンでL-03Fが認識されない場合がある不具合を修正しました。
Connection Manager(Windows OS):Connection Managerの特定の画面が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
Connection Manager(Mac OS):ソフトウェア更新の通知が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。
ファームウェアバージョンがL03F10A、L03F10BからL03F10Cに更新されました。
これらのアップデートにより、L-03Fの安定性と利便性が向上しました。
脚注
本記事では、L-03Fに関する基本的な情報や歴史、アップデート情報などをまとめました。より詳細な情報については、以下の外部リンクをご参照ください。
外部リンク
LG L-03F USBモデム - 2014年5月29日発売 Xi 150Mbps、クアッドバンド対応のUSBデータカード - LG Electronics JP
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L-03F サポート情報(NTTドコモ オフィシャルサイト)