L.A.ライブ

L.A.ライブの概要

L.A.ライブ（エルエーライブ）は、ロサンゼルスにあるクリプト・ドットコム・アリーナの近くに位置する、エンターテインメント複合施設です。この場所は、アンシュッツ・エンターテイメント・グループ、ワコビア、マクファレン・パートナーズの三社によって運営されています。

Peacockプラザ

L.A.ライブ内の中心的なスポットであるPeacockプラザは、屋外広場として多くの人々に利用されています。この広場はもともとノキアによって命名されたノキアプラザとして知られていましたが、2014年にマイクロソフトがノキアを買収したことにより、2015年6月に名称が変更されました。Peacockプラザは、ニューヨークのタイムズスクエアや日本の銀座からインスパイアを受けて設計されています。映画館としての機能も持ち合わせ、様々なイベントが開催されています。

PeacockシアターとThe Novo

PeacockシアターはL.A.ライブ内で最大の劇場で、7,100名を収容することができます。この劇場では、ESPY賞やアメリカン・ミュージック・アワードなどの授賞式、コンサート、演劇、ミュージカルと多彩なパフォーマンスが行われています。2008年からはプライムタイム・エミー賞の授賞式やアメリカン・アイドルの決勝戦もここで行われ、アニメイベント「Anime Expo」にも利用されてきました。また、人気のアーティストである中川翔子やAKB48、初音ミク、ももいろクローバーZのコンサートも開催されています。さらに、2028年のロサンゼルス五輪ではウエイトリフティング競技会場としても使用されることが決まっています。

一方で、The Novoは最大2,300名を収容できるライブハウスであり、ここでも日本のアーティスト赤西仁のソロライブや、グラミー賞のノミネーションライブなどが実施されています。

グラミー・ミュージアム

グラミー・ミュージアムは、グラミー賞の50周年を記念して2008年12月にオープンされました。このミュージアムでは、グラミー賞に関連するさまざまな展示が行われており、多くの音楽ファンが訪れる観光名所となっています。

その他の施設

L.A.ライブには他にも多くの施設があります。たとえば、ESPNが運営するスポーツ関連のコンテンツが楽しめる施設や、ザ・リッツ・カールトン、JWマリオットホテルがあり、宿泊施設としても利用されています。また、リーガル・エンターテインメント・グループが運営する映画館もあり、エンターテインメントに特化した魅力的な環境が整っています。

関連項目

• - ドルビー・シアター
• - リトルトーキョー

L.A.ライブはエンターテインメントの中心であり、他にも多くの施設やイベントが集まる場所として知られています。この複合施設は、訪れる人々に多彩な体験を提供し続けています。

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