L705iX

FOMA L705iXは、LG電子ジャパンが開発し、NTTドコモから発売された第三世代携帯電話（FOMA）端末です。この端末は、LG電子が世界展開している「Shine Phone」の日本版として位置づけられています。

デザインと機能

L705iXは、スライド式のデザインを採用しており、これは先行モデルであるL704iから引き継がれています。形状や機能はソフトバンクモバイルの805SCに似ており、薄型ながらもワンセグ機能を搭載している点が特徴です。ただし、ワンセグの録画機能は非対応となっています。

高速通信

この端末は、FOMAハイスピードに対応しており、最大7.2Mbpsの高速データ通信が可能です。これにより、ウェブブラウジングや動画視聴などをスムーズに行うことができます。

音楽機能

音楽機能も充実しており、着うたフルやSDオーディオ（AAC）に対応しています。連続再生時間は最大30時間と長く、外出先でも音楽を存分に楽しむことができます。

プリインストールiアプリ

L705iXには、以下のiアプリがプリインストールされています。

Gガイド番組表リモコン
FOMA通信環境アプリ
ワンセグ機能
マルチウィンドウ

歴史

L705iXは、2007年11月1日に他の多くのドコモ端末と共に開発が発表されました。その後、2007年11月29日に電気通信端末機器審査協会（JATE）を通過し、2008年1月10日には報道関係者向けの内覧会で実機が公開されました。そして、2008年3月8日に正式に発売されました。また、2008年4月1日にはFOMAハイスピード7.2Mbpsの高速サービスが開始され、本端末もその恩恵を受けることになりました。

関連事項

L-01A：後継機種
L705i：ベースモデル
L704i：先行モデル
平井堅：CMに本人出演

L705iXは、薄型で多機能な携帯電話として、当時人気を集めました。特に、音楽再生機能や高速通信機能は、ユーザーにとって大きな魅力でした。また、平井堅が出演したCMも話題となり、多くの人に親しまれました。

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