LGV35

isai V30+ LGV35は、韓国のLGエレクトロニクスが開発し、auブランドを展開するKDDIと沖縄セルラー電話から発売されたスマートフォンです。このモデルは、auの4G LTE、au VoLTE、4G LTE CA、WiMAX2+といった高速通信規格に対応しています。

概要

LGV35は、前モデルLGV34の後継機として登場し、グローバルモデルであるLG V30をベースに日本市場向けにローカライズされました。isaiシリーズに属しながらも、Vシリーズのハイエンドモデルとしての位置づけも持っています。ディスプレイサイズは先代モデルから拡大し、GoogleのVRサービスであるDaydreamにも対応しました。ディスプレイには、先代のIPS液晶から有機ELへと変更されており、LGL23以来の有機EL採用となっています。

動画撮影機能も大きく強化されており、映画のような映像が撮影できる「Cine Video」モードが搭載されています。さらに、「ポイントズーム」機能により、タッチした箇所を中心にスムーズなズームが可能となっています。

音響面では、バングアンドオルフセンが引き続き監修しており、新たにMQAフォーマットの再生にも対応しました。また、isaiシリーズとしては初めて、MIL-STD 810G相当の耐衝撃性能を備えています。

キャッチコピーは「圧倒的映像美と迫真の音質。すべてのリアルを映し出す先進モデル」であり、その高性能さを象徴しています。また、正式な記載はないものの、非接触充電（Qi）に対応しており、マイナンバーカードの読み取り機能も搭載されています。

その他機能

標準でPC向けWebブラウザが搭載されています。ただし、携帯向けサイト（EZWeb）は他のスマートフォンやPCと同様に閲覧はできません。

また、auの「安心セキュリティパック」にもフル対応しています。

歴史

2017年8月31日：ドイツ・ベルリンで開催された家電展示会「IFA 2017」で、LGエレクトロニクスがグローバルモデルを発表。この時点では日本での販売は未定でしたが、Daydreamの日本国内展開と同時に示唆されました。
2017年11月21日：KDDIとLGエレクトロニクスジャパンが正式発表。
2017年12月22日：発売開始。

アップデート履歴

2018年5月17日：カメラ機能の向上、セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2018年4月）。
2018年7月5日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2018年6月）。
2018年8月30日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2018年8月）。
2018年12月18日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2018年11月）。
2019年2月12日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2019年1月）。
2019年4月9日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2019年3月）。
2019年6月6日：セキュリティ機能の改善（セキュリティパッチレベルは2019年5月）。

脚注

関連項目
LGエレクトロニクス
LGV34：先代機種。
V30+ L-01K/JOJO L-02K：NTTドコモ向けの兄弟機種。こちらはVシリーズで、カラーバリエーションからMoroccan Blueが削除されています。また、電池容量が3060mAhに減らされています。

外部リンク
isai V30＋（イサイ ブイサーティ プラス） LGV35｜スマートフォン（Android スマホ）｜au
* isai V30+ LGV35 | スマートフォン/タブレット | LGエレクトロニクス・ジャパン

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