LIVE UFO(ライブ・ユーフォー)とは
1993年から
1995年の
ゴールデンウィーク期間に、
フジサンケイグループが総力を挙げて開催した大型
イベントが「LIVE UFO」です。この
イベントは、
1984年から
1992年まで開催されていた「国際スポーツフェア」を引き継ぐ形で、国立
代々木競技場を中心に展開されました。また、
1996年には、ほぼ同じコンセプトで「LIVE WORKS」が開催されました。
フジテレビジョン事業局が中心となり、大手メーカーがスポンサーとして参加し、多種多様な
イベントパビリオンが出展されました。食品メーカーが提供する
フードコートや、約1億円を投じて購入された
メリーゴーラウンドが設置され、
K-1や
シルク・ドゥ・ソレイユの公演、第一・第二体育館でのコンサート、さらには「笑っていいとも!」の公開生放送など、バラエティに富んだ内容が繰り広げられました。
フジサンケイグループの各メディアを駆使した事前告知や、会期中の生放送による告知も行われましたが、集客数は当初の予想を下回り、バブル経済崩壊後の不況によるスポンサー獲得の難航も重なり、
1995年を最後に開催は中止となりました。
新入社員研修としての側面
LIVE UFOは、
フジサンケイグループ各社の新入社員研修の一環としての役割も担っていました。4月に入社したばかりの新入社員が、各
イベントパビリオンで研修生として働き、
イベント運営を肌で感じる機会となっていました。
終焉とその後
1996年には、LIVE UFOを発展解消した「LIVE WORKS」が開催され、スポーツやライブ系の
イベントが展開されました。しかし、1997年にはフジテレビが本社を台場に移転したことを機に、
代々木でのGW
イベントは終了しました。
その後、フジテレビ主催のGW
イベントは、
1998年の「フランスまつり」などを経て、
2005年から
2008年にかけて「
お台場学園〜文化祭〜」が開催されました。さらに、
2014年からは「春フェス」が開催されています。
また、1997年夏には、台場移転後初の本格
イベントとして「お台場Do Donpa!」が開催され、
夏休み期間中の観光客の取り込みに成功しました。その後も、お台場での夏
イベントは定着し、
2017年現在では「
お台場みんなの夢大陸」として毎年開催されています。
テーマソング・関連イベント
LIVE UFOの各年度のライブ公演は、大阪や名古屋でも「LIVE UFO協賛企画」として開催され、東京公演よりも先行して行われることもありました。これらの公演チケットは、LIVE UFOの入場券としても使用できました。なお、ライブの模様は、フジテレビや
NHK衛星第2テレビジョンで後日放送されました。
関連項目
国立代々木競技場
広告代理店
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イベントコンパニオン