LOCUS 1998-2004 ARB LIVE BEST

LOCUS 1998-2004 ARB LIVE BEST

『LOCUS 1998-2004 ARB LIVE BEST』（ローカス 1998-2004 ARB ライブ・ベスト）は、日本のロックバンド、ARBによって2004年7月14日にリリースされたライブ・アルバムです。この作品は、バンドの活動再開期である1998年から2004年までの約7年間に開催されたライブから厳選された音源を収録しており、当時の彼らのパフォーマンスを記録した貴重なアーカイヴとなっています。

アルバム概要

このライブ・ベストアルバムは、活動再開時のメンバーである石橋凌（ボーカル）、内藤幸也（ギター）、EBI（ベース）、キース（ドラムス）の4人が自ら選曲を手がけたものです。彼らがその期間のライブの中から特に印象深い、あるいはバンドの変遷を示すようなパフォーマンスを選りすぐり、CD2枚組としてまとめられています。合計29曲が収録されており、当時のARBのライブの空気感や熱量を追体験できる構成となっています。また、本作には40ページにわたるモノクロのブックレットが封入されており、歌詞などの情報が掲載されています。

収録曲

アルバムには、DISC.1とDISC.2合わせて全29曲が収録されています。収録曲とその演奏時間は以下の通りです。

DISC.1

1. ウィスキー&ウォッカ (4:55)
2. STANDING ON THE STREET (3:20)
3. MC (0:57)
4. REAL LIFE (6:00)
5. トラブルド・キッズ (4:45)
6. TOKYO CITYは風だらけ (3:07)
7. Re-born （to be free） (6:34)
8. イカレちまったぜ! (2:35)
9. MAD WAVE (7:10)
10. INFINITELY (6:44)
11. スケアクロウ (4:26)
12. ユニオン・ロッカー (3:23)
13. DO IT! BOY (3:27)
14. ラ・ラの女 (5:21)
15. LOFT23時 (6:13)

DISC.2

1. LONESOME RYDER (4:19)
2. 反逆のブルースを歌え (4:21)
3. RESPECT THE NIGHT (6:36)
4. 威風堂々 (5:02)
5. NEW RED SUN (5:18)
6. HARD-BOILED CITY (5:11)
7. 野良犬 (3:10)
8. 共犯者よ (3:01)
9. BLACK & RED (4:53)
10. まぶしきコノ世 (3:19)
11. 独立記念日 (3:34)
12. 涙の河 (4:17)
13. 戦場のイマジン (5:24)
14. KAZA-BANA (3:45)
15. TOKYO OUTSIDER (8:02)

収録会場と日程

これらのライブ音源は、1998年から2004年にかけて日本各地で行われた複数の公演から採用されています。各収録曲がどの会場、どの日のパフォーマンスであるかも詳細に記されており、当時のARBのライブツアーの軌跡を辿ることもできます。主な収録会場と日程は以下の通りです。

1998年1月14日：新宿ロフト（DISC.1 / トラック1〜6）
1998年4月17日：赤坂BLITZ（DISC.1 / トラック7・8）
1998年5月16日：大阪厚生年金会館（DISC.1 / トラック9・10）
1998年5月28日：渋谷公会堂（DISC.1 / トラック11・12）
1999年1月24日：日本武道館（DISC.1 / トラック13・14）
1999年10月22日：東京国際フォーラム（DISC.1 / トラック15，DISC.2 / トラック1・2）
2001年7月14日：日比谷野外音楽堂（DISC.2 / トラック3〜6）
2004年2月1日：渋谷公会堂（DISC.2 / トラック7〜15）

『LOCUS 1998-2004 ARB LIVE BEST』は、活動再開後のARBのライブにおけるエネルギー、演奏力、そして彼らがその時期に生み出した音楽の魅力を凝縮した作品であり、当時のファンはもちろん、この時期のARBを知りたいリスナーにとっても重要なベストアルバムと言えるでしょう。

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