伊藤由奈の14枚目の
シングル『Let it Go』は、
2009年11月11日に
ソニー・ミュージックレコーズからリリースされました。この楽曲は、彼女の3枚目のアルバム『DREAM』の発表後、初めての
シングルとなり、リスナーへの期待を高める作品です。
リリース形態
この
シングルは、初回生産限定盤(CD+DVD)と通常盤(CD)の2種類で販売され、どちらも異なるジャケットデザインが特徴的です。初回生産限定盤には表題曲『Let it Go』のビデオクリップと制作過程を映したメイキング映像が収録されています。これにより、ファンは楽曲だけでなく、制作の舞台裏も楽しむことができます。
楽曲について
表題曲『Let it Go』は、人気の
ケータイ小説『
天使の恋』の映画主題歌として新たに書き下ろされた楽曲です。この楽曲では、元
Superflyのギタリスト、
多保孝一とのコラボレーションが実現し、彼がサウンドプロデュースを手がけています。また、彼は
12弦ギターとアコースティックギターを担当しており、1960年代から70年代のロックの影響を色濃く反映させています。さらに、
カントリー・ミュージックの要素も取り入れられており、その結果、独特なサウンドが生み出されています。
伊藤由奈は、『
天使の恋』の大ファンであり、これまでにも原作となる携帯小説のイメージソングを2曲制作した経歴があります。彼女は映画の監督である寒竹監督と密にコミュニケーションを取り、楽曲のイメージを膨らませていきました。撮影現場を訪れ、メモを取りながら楽曲のインスピレーションを得る姿勢が印象的です。
カップリング曲
この
シングルにはカップリング曲として『Happy Days』も収録されており、こちらは
ABCマートの「ホーキンススポーツ」のCMソングとして使用されています。実は、
ABCマートとのタイアップは2作目となり、これによりより多くのリスナーに楽曲が届けられています。
ビデオクリップと監督
『Let it Go』のビデオクリップは、同年
9月20日に
久保茂昭監督によって撮影されました。この作品は久保監督による8作目のビデオクリップであり、彼の持つ映像美が引き立つ内容となっています。
収録内容
シングルの内容は以下の通りです。
- Let it Go(作詞:
中嶋ユキノ、作曲・編曲:
多保孝一、ストリングスアレンジ:弦一徹)
- Happy Days(作詞:六ツ見純代、作曲・編曲:Rabbits)
- Let it Go(instrumental)
- Happy Days(instrumental)
- Let it Go(Video Clip)
- キラキラmaking!
このように、『Let it Go』は
伊藤由奈の音楽キャリアの中で特別な位置を占めている
シングルです。彼女の歌声とともに、映画『
天使の恋』の情緒を一層引き立てる作品となっています。