Like a little Love

竹井詩織里の8枚目のシングル「Like a little Love」は、彼女の音楽性の幅広さを示す作品です。前作「きっともう恋にはならない」のボサノヴァ調から一転、オーケストラヒットを効果的に使用した、秋の夜長にぴったりのミディアムバラードとして発表されました。

この楽曲は、実は2年半ほど前にストックされていたもので、満を持してリリースされました。作詞はAZUKI七、作曲は徳永暁人、編曲は小林哲が担当。歌詞とメロディが織りなす世界観を、小林哲のアレンジがさらに深めています。ニッポン放送『ミューコミ』セレクトカウントダウンでは4位を記録するなど、リリース当時から高い評価を得ていました。

カップリングには、竹井詩織里自身が作詞を手掛けた「あたたかな冬の日」と「流星」が収録されています。「あたたかな冬の日」は、今井万紀が作曲、小林哲が編曲を担当。冬の日の温かさを感じさせる、優しいメロディが特徴です。一方、「流星」は、竹井詩織里が作詞・作曲を手掛け、麻井寛史が編曲を担当。こちらは、夜空に輝く流星をイメージさせる、幻想的な雰囲気の楽曲となっています。

「Like a little Love」のレコーディングには、竹井詩織里本人のボーカル、キーボード、コーラスに加え、小林哲がプログラミング、麻井寛史（the★tambourines）がベース、大楠雄蔵（OOM）がピアノ、車谷啓介（三枝夕夏 IN db）がドラムで参加しています。豪華なミュージシャンたちが、楽曲に深みと奥行きを与えています。

この楽曲は、MUSIC JAPAN TV系｢BREAK TV｣、チバテレビ系『MU-GEN』のエンディングテーマとしても使用され、多くの人々に親しまれました。その後、竹井詩織里のアルバム「Diary」やベストアルバム「竹井詩織里 ベスト」にも収録され、現在でも聴くことができます。

収録曲
1. Like a little Love
作詞：AZUKI七／作曲：徳永暁人／編曲：小林哲
2. あたたかな冬の日
作詞：竹井詩織里／作曲：今井万紀／編曲：小林哲
3. 流星
* 作詞・作曲：竹井詩織里／編曲：麻井寛史
4. Like a little Love（less vocal）

もう一度検索