車谷啓介

車谷啓介：リズムとトークで魅せる多才な音楽家

車谷啓介（くるまたに けいすけ、1974年1月19日 - ）は、ドラマー、ミュージシャン、そしてナレーターとして幅広い才能を発揮しています。大阪・北堀江にあるライブハウス、hillsパン工場には数えきれないほどの出演を重ね、彼のホームグラウンドと言える場所となっています。ラジオパーソナリティの経験も持ち、ライブでのMCは聴衆を惹きつける魅力にあふれています。まさに、歌って喋れるドラマーです。

多彩な音楽キャリア

彼は岩井勇一郎と共に『New Cinema 蜥蜴』、『三枝夕夏 IN db』に参加し、ドラムを担当しました。『New Cinema 蜥蜴』の活動中から解散後にかけては、テレビ番組のパーソナリティとしても活躍。三枝夕夏 IN dbの活動と並行して、アーティスト活動やディレクションも手掛けています。過去の経験を生かし、『三枝夕夏 IN db』ではMCの中心的な役割を担っていました。

2012年には、大賀好修、大楠雄蔵、麻井寛史と共にSensationを結成。2013年3月20日には、hillsパン工場の10周年記念ライブを開催し、会場を盛り上げました。

ドラマーとしての原点

小学生の頃、ジャズ好きの父親に連れられて行ったジョージ川口のコンサートで、ジョージと海外ゲスト2人による壮絶なドラムバトルを目の当たりにし、ドラマーを志すようになりました。中学生になるとすぐにバンドを結成し、洋楽のカバーを中心に演奏。高校時代には、TOTO、BOØWY、X JAPAN、レベッカなどの楽曲をカバーしました。また、ドラムコンテストで総合2位を獲得し、雑誌「バンドやろうぜ」に取り上げられるなど、早くからその才能を発揮していました。

近年は、シンプルなドラムセットで独自のグルーヴを追求しています。現在の彼のセットは、ハイハット、タムタム、フロアタム、バスドラムが各1台、シンバル3、4枚というシンプルな構成です。

現在の活動

現在は、ビーイング系列の女性音楽ユニット“なついろ”のディレクターを務める傍ら、ビーイング系列のアーティストのサポートミュージシャンとしても活動しています。また、GIZA studioが経営するライブハウスでも演奏しています。他のアーティストのサポートでは、パーカッションを担当することもあり、特にZARDやさぁさの楽曲でその腕前を披露しています。竹井詩織里、GARNET CROWの楽曲でもドラムを担当することが多く、2019年からはSARD UNDERGROUND|SARD_UNDERGROUND、WANDSのドラムサポートも務めています。2020年10月からは、バラエティ番組「いつありのブラ街」でナレーターとしても活躍しています。

幅広いレコーディング参加

数多くのアーティストのレコーディングに参加しており、ドラム、パーカッション、ドラムプログラミング、コーラスなど、多岐にわたる才能を発揮しています。

ドラム

植田真梨恵、大黒摩季、GARNET CROW、KYOTO RIMPA ROCKERS、小泉ニロ、さぁさ、三枝夕夏、SUPER LIGHT、竹井詩織里、moca、rumania montevideoなど、数多くのアーティストの楽曲でドラムを担当。

パーカッション

植田真梨恵、大野愛果、北原愛子、栗原小夜、小泉ニロ、ZARD、さぁさ、Chicago Poodle、竹井詩織里、doa、中島紅音、森川七月など、様々なアーティストの楽曲にパーカッションで彩りを添えています。

ドラムプログラミング

栗原小夜、森川七月の楽曲で、ドラムプログラミングを担当。

コーラス

伊奈木紫乃、北原愛子、なついろの楽曲で、コーラスを担当。

車谷啓介は、ドラマー、ミュージシャン、ナレーターとして、その才能を多岐にわたり発揮し、日本の音楽シーンを支える重要な存在です。彼の今後の活躍から目が離せません。

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