MARK IS 福岡ももち

MARK IS 福岡ももち：概要と特徴

MARK IS 福岡ももち（マークイズふくおかももち）は、福岡市中央区地行浜に位置する、三菱地所が開発した大型商業施設です。2018年 11月21日にグランドオープンし、三菱地所グループの商業施設ブランド「MARK IS」の3号店として誕生しました。隣接するみずほPayPayドーム福岡と共に、シーサイドももち地区の重要な商業拠点となっています。

この施設は、旧ホークスタウンモールの再開発プロジェクトの一環として、ザ・パークハウス福岡タワーズと共に建設されました。「モモチゴコチ〜まいにちも、とっておきも。〜」をコンセプトに、海辺の丘のまちをイメージしたデザインが特徴です。

地上4階建ての営業フロアは、商業施設面積約48,000m²を誇り、福岡市西部地区では最大規模を誇ります。2024年3月には、建物が三菱地所から日本オープンエンド不動産投資法人と筑前インベストメントに売却されました。

施設・店舗の特徴

MARK IS 福岡ももちは、かつてのホークスタウンモールの後継施設として、その課題を克服する形で開業しました。ホークスタウンモールでは、野球やイベントがない日や平日の集客が課題でしたが、MARK IS 福岡ももちは、近隣住民の日常利用を重視し、スーパーマーケットや日用品の売り場面積を拡大しています。

みずほPayPayドーム福岡に隣接する立地を活かし、よかトピア通りの横断歩道橋から直接アクセスできるデッキを設けています。これにより、ドームへの動線がスムーズになり、来場者の利便性が向上しています。

店舗構成も特徴的で、東側の別棟にはニトリが、本棟にはハローデイ、ユニクロ、TSUTAYA BOOKSTORE、Zepp Fukuoka、トイザらス・ベビーザらス、GU、フードコート、コジマ×ビックカメラ、ユナイテッド・シネマなど、多種多様な店舗が集積しています。

特に、Zepp Fukuokaは、ホークスタウンモール時代から再出店しており、2年7ヶ月ぶりの「復活」となりました。また、Zepp Fukuokaの向かいには、CROSS FMのサテライトスタジオ「サウンドピュアディオスタジオ」があります。

施設内には、各階に休憩スペースが設けられ、本棟南西エントランスには「おおかいだん」を設置。2階から3階にかけての吹き抜けと合わせて、開放的な空間を演出しています。3階にはキッズスペースもあり、子供連れの家族も快適に過ごせるよう配慮されています。

フロア構成

MARK IS 福岡ももちのフロア構成は以下の通りです。

RF：わいわいひろば
4F：エンターテイメント
3F：ファミリー&キッズ、レストラン（ももキチ、ももステ、あそびばももち）
2F：デイリーカジュアル（MARK ISデッキ）
* 1F：ファッション・ライフスタイル（エントランス、おおかいだん）

詳しい店舗情報や営業時間については、公式サイトのフロアガイドや営業時間案内を参照してください。

その他

施設併設の駐車場では、みずほPayPayドーム福岡でのイベント開催時に、ドーム利用者による駐車を抑制するため、特別な料金システムが導入されています。イベント開催日には、指定時間帯に特別料金解除手続きを行わない場合、駐車料金に7000円が上乗せされます。このシステムは、ららぽーと甲子園やイオンモールナゴヤドーム前など、他の大型商業施設でも採用されています。

まとめ

MARK IS 福岡ももちは、旧ホークスタウンモールの課題を克服し、地域住民の日常利用から観光客まで、幅広い層に対応できる大型商業施設として生まれ変わりました。最新技術の導入や、快適な空間設計により、訪れる人々にとって魅力的な場所となっています。

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