Mariya Takeuchi RCA YEARS Vinyl Box Collection

Mariya Takeuchi RCA YEARS Vinyl Box Collection

竹内まりやのアーリーワークスをアナログレコードで蘇らせる特別なボックスセット、『Mariya Takeuchi RCA YEARS Vinyl Box Collection』が、2025年3月19日にリリースされました。

このコレクションは、竹内まりやが1978年のデビューから1981年まで、RCAレコード在籍時に世に送り出した初期の貴重な音源を網羅しています。具体的には、1stアルバム『BEGINNING』から5thアルバム『Portrait』までのオリジナル・スタジオ盤5作品を中心に構成。さらに、各オリジナル・アルバムのリマスター版にすでに収録されていたライブ音源や、デビュー曲のオーケストラバージョン、カバー曲といったレアトラックを1枚に集約したディスクも加わり、全6枚組のアナログレコードとして収録されています。

収録された全楽曲は、2025年の最新技術を用いたリマスタリングと、アナログ盤再生に最適なヴァイナル・カッティングが施されています。これにより、当時のサウンドが現代のリスニング環境で最良の状態で楽しめるよう工夫されています。パッケージも凝った仕様となっており、高品質な180g重量盤レコードが採用されているほか、くるみ三方背BOXに収納され、オリジナル盤を再現した紙ジャケット仕様となっています。さらに、リマスター版CDに付属していた解説文や、当時の内袋も復刻して封入。特に、『LOVE SONGS』に同梱されていたポスターや、『Portrait』に付属していたフォトカードといった、ファンにとって嬉しい特典も再現されています。

本作品の発売に合わせて、様々なプロモーションが展開されました。Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、Amazon Music、AWA、YouTube Musicという主要6つのストリーミングサービスでは、『私だけのMariya Takeuchi RCA YEARS BEST5』と題したキャンペーンが実施され、ユーザーが作成した5曲入りプレイリストをSNSで指定のハッシュタグと共にシェアすると、限定のデジタル壁紙がプレゼントされました。また、ソニー・ミュージックの公式YouTubeチャンネルでは、発売に先駆け2月19日に作品紹介動画、3月5日にティザー映像が公開され、発売当日の3月19日にはボックスセットの開封動画もアップロードされ、多くの注目を集めました。加えて、3月7日には特設サイトが開設され、音楽ライターの能地祐子氏による新たな解説文が公開されるなど、多角的な情報発信が行われました。

チャート成績としては、オリコンの2025年3月31日付週間アルバムランキングにおいて、初登場24位を記録。発売初週に2,577枚を売り上げています。

このボックスセットに収録されているオリジナル・アルバムは以下の通りです。

BEGINNING (Disc 1)
UNIVERSITY STREET (Disc 2)
LOVE SONGS (Disc 3)
Miss M (Disc 4)
Portrait (Disc 5)
VIVA MARIYA!! (Disc 6の一部に収録された『ASK ME WHY』を含むベスト盤としての性格も持つディスク)

RCA時代の音源としては、過去に『ORIGINAL COLLECTION 1978-1981』というCDボックスセットもリリースされており、本作はそれのアナログレコード版とも言える、貴重なコレクションとなっています。

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