Mora win
mora win（モーラウィン）は、株式会社レーベルゲートが2006年9月26日に開始した音楽配信サービスです。このサービスは、マイクロソフトのWindows Media形式を採用していた点が大きな特徴でした。2012年3月29日にサービスを終了するまで、幅広い音楽ファンに利用されていました。
mora winの前身は、2004年10月に開始された「MusicDrop」というWindows Media Playerのオンラインストアでした。2006年9月にサービス名を「mora win」に変更し、新たなスタートを切りました。レーベルゲートが運営する音楽配信サービス「mora」がソニーのATRAC3形式を採用していたのに対し、mora winはWindows Media形式で配信を行っていました。この点が、両サービスを区別する上で重要なポイントでした。
2008年5月時点で、mora winは80万曲もの楽曲を配信していました。レーベルゲートが運営しているため、ソニー・ミュージックエンタテインメントが全面参加していた点も特徴です。他の音楽配信サイトでは、旧BMG JAPAN系列のみが参加していることが多かったため、この点はmora winの大きな強みでした。
また、2006年9月からは、ビデオクリップの配信サービス「mora win video」も開始されました。しかし、こちらは2011年8月31日にサービスを終了しました。そして、2012年3月29日には、mora winの全サービスが終了しました。その後、2012年10月にはmora自体がAAC-LC（MP4） 320kbps形式になり、全楽曲がDRMフリー化されました。
mora winは、Windows Media Player 10または11、そしてBeatJam（Windows Media Player 10または11が必須）がインストールされたパソコンで利用できました。モバイル環境では、WILLCOM社のスマートフォンW-ZERO3シリーズや、イー・モバイル社のスマートフォン数機種に対応していました。着うたフルとは楽曲仕様が異なっていましたが、モバイル向けには高音質ながら割安な価格で楽曲を提供していました。
mora winでは、以下の3通りの決済方法が利用できました。
クレジットカード（VISA、MasterCard、JCB、Diners Club International）
プリペイドカード（NET CASH/mora music card、WebMoney、BitCash）
ケータイ（WILLCOM）
2008年5月からは、「mora」で利用できる決済方法と統一化されました。
2004年10月20日：Windows Media形式の配信サービス「MusicDrop」を開始。
2006年9月26日：「MusicDrop」が「mora win」にリニューアルし、同時に動画配信サービスを開始。
2006年12月7日：mixiミュージックとの連携を開始。
2007年5月28日：Windows Media Player 11の「おすすめオンラインストア」となり、J-WAVEのインターネットラジオ「Brandnew J」との連携を開始。
2007年7月24日：ジャストシステムの音楽ソフト「BeatJam」が「mora win」に対応した「BeatJam 2007 /R.3」を配布開始。
2007年10月2日：「Type1 Music Store」としてWindows Media Player 11に常駐し、操作体系を一体化したサービスを開始。
2007年11月17日：ソフトバンクモバイルの音楽サービス「S!ミュージックコネクト」とのサイト連携を開始。
2007年11月22日：WILLCOMの「Advanced/W-ZERO3[es]」に対応。
2007年11月26日：Type1 Music Storeのプラグインソフトが100万ダウンロードを突破。
2007年12月3日：WebMoneyによる決済が可能に。
2007年12月12日：「mora」および「mora win」が2007年の年間ダウンロードランキングを発表。SME、ポニーキャニオン、FLMEの音源の外部機器への転送およびCD-Rへの書き込みが10回まで可能に。ほとんどの楽曲がCD-Rに書き込めるようになった。
2008年1月31日：Type1 Music Store内にTOKYO FMのインターネットラジオ「Magic 702」が追加。
2008年5月30日：ソフトバンクモバイル社「S!ミュージックコネクト プレーヤー」向けPC音楽配信サービス「mora win for S!ミュージックコネクト」開始。
2008年6月16日：Type1 Music Storeのプラグインソフトが500万ダウンロードを突破。
2008年6月27日：音楽検索SNSサイトmidomiとの連携を開始。
2008年7月18日：イー・モバイルのEMONSTERシリーズに最適化したサイトを公開。
2008年8月1日：ビットキャッシュによる決済が可能に。
2009年2月16日：ソフトバンクモバイルが「S!ミュージックコネクト」のソフトウェアダウンロードを終了。サービス自体も3月31日に終了。
2009年12月10日：mixiミュージック廃止に伴い、連携サービスを終了。
2011年8月31日：mora win videoのサービスを終了。
2012年2月29日：mora winサービス終了を発表。
2012年3月29日：mora winサービスの終了。
レーベルゲート
mora
BeatJam
Windows Media Player
Playlog
スマートフォン
EMONSTER
Windows Media Player 11での利用の場合、プラグインソフトをインストールすることで検索性能などを向上させることができました。Windows 7標準のWindows Media Player 12には、2010年4月に対応しました。
mora
mora win
* 株式会社レーベルゲート
サービス概要
mora winの前身は、2004年10月に開始された「MusicDrop」というWindows Media Playerのオンラインストアでした。2006年9月にサービス名を「mora win」に変更し、新たなスタートを切りました。レーベルゲートが運営する音楽配信サービス「mora」がソニーのATRAC3形式を採用していたのに対し、mora winはWindows Media形式で配信を行っていました。この点が、両サービスを区別する上で重要なポイントでした。
2008年5月時点で、mora winは80万曲もの楽曲を配信していました。レーベルゲートが運営しているため、ソニー・ミュージックエンタテインメントが全面参加していた点も特徴です。他の音楽配信サイトでは、旧BMG JAPAN系列のみが参加していることが多かったため、この点はmora winの大きな強みでした。
また、2006年9月からは、ビデオクリップの配信サービス「mora win video」も開始されました。しかし、こちらは2011年8月31日にサービスを終了しました。そして、2012年3月29日には、mora winの全サービスが終了しました。その後、2012年10月にはmora自体がAAC-LC（MP4） 320kbps形式になり、全楽曲がDRMフリー化されました。
利用方法
mora winは、Windows Media Player 10または11、そしてBeatJam（Windows Media Player 10または11が必須）がインストールされたパソコンで利用できました。モバイル環境では、WILLCOM社のスマートフォンW-ZERO3シリーズや、イー・モバイル社のスマートフォン数機種に対応していました。着うたフルとは楽曲仕様が異なっていましたが、モバイル向けには高音質ながら割安な価格で楽曲を提供していました。
決済方法
mora winでは、以下の3通りの決済方法が利用できました。
クレジットカード（VISA、MasterCard、JCB、Diners Club International）
プリペイドカード（NET CASH/mora music card、WebMoney、BitCash）
ケータイ（WILLCOM）
2008年5月からは、「mora」で利用できる決済方法と統一化されました。
歴史
2004年10月20日：Windows Media形式の配信サービス「MusicDrop」を開始。
2006年9月26日：「MusicDrop」が「mora win」にリニューアルし、同時に動画配信サービスを開始。
2006年12月7日：mixiミュージックとの連携を開始。
2007年5月28日：Windows Media Player 11の「おすすめオンラインストア」となり、J-WAVEのインターネットラジオ「Brandnew J」との連携を開始。
2007年7月24日：ジャストシステムの音楽ソフト「BeatJam」が「mora win」に対応した「BeatJam 2007 /R.3」を配布開始。
2007年10月2日：「Type1 Music Store」としてWindows Media Player 11に常駐し、操作体系を一体化したサービスを開始。
2007年11月17日：ソフトバンクモバイルの音楽サービス「S!ミュージックコネクト」とのサイト連携を開始。
2007年11月22日：WILLCOMの「Advanced/W-ZERO3[es]」に対応。
2007年11月26日：Type1 Music Storeのプラグインソフトが100万ダウンロードを突破。
2007年12月3日：WebMoneyによる決済が可能に。
2007年12月12日：「mora」および「mora win」が2007年の年間ダウンロードランキングを発表。SME、ポニーキャニオン、FLMEの音源の外部機器への転送およびCD-Rへの書き込みが10回まで可能に。ほとんどの楽曲がCD-Rに書き込めるようになった。
2008年1月31日：Type1 Music Store内にTOKYO FMのインターネットラジオ「Magic 702」が追加。
2008年5月30日：ソフトバンクモバイル社「S!ミュージックコネクト プレーヤー」向けPC音楽配信サービス「mora win for S!ミュージックコネクト」開始。
2008年6月16日：Type1 Music Storeのプラグインソフトが500万ダウンロードを突破。
2008年6月27日：音楽検索SNSサイトmidomiとの連携を開始。
2008年7月18日：イー・モバイルのEMONSTERシリーズに最適化したサイトを公開。
2008年8月1日：ビットキャッシュによる決済が可能に。
2009年2月16日：ソフトバンクモバイルが「S!ミュージックコネクト」のソフトウェアダウンロードを終了。サービス自体も3月31日に終了。
2009年12月10日：mixiミュージック廃止に伴い、連携サービスを終了。
2011年8月31日：mora win videoのサービスを終了。
2012年2月29日：mora winサービス終了を発表。
2012年3月29日：mora winサービスの終了。
関連事項
レーベルゲート
mora
BeatJam
Windows Media Player
Playlog
スマートフォン
EMONSTER
その他
Windows Media Player 11での利用の場合、プラグインソフトをインストールすることで検索性能などを向上させることができました。Windows 7標準のWindows Media Player 12には、2010年4月に対応しました。
外部リンク
mora
mora win
* 株式会社レーベルゲート
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