NO.1 (UVERworldの曲)

UVERworldの17枚目のシングルとして2010年11月24日にリリースされた「NO.1」は、彼らの音楽性の新たな一面を提示するとともに、ライブパフォーマンスにおける重要な位置を占める楽曲です。

楽曲概要

このシングルは、UVERworldが北海道での楽曲制作合宿で生み出した楽曲群の中から選ばれました。表題曲「NO.1」は、2010年11月27日に開催されたUVERworld初の東京ドーム公演『LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME』のオープニングナンバーとして、その存在感を示しました。また、カップリング曲である「6つの風」も、同ライブの21曲目に演奏され、ライブの重要な構成要素となっています。

初回生産限定盤

初回生産限定盤には、2010年の全国ライブツアー「UVERworld LAST Tour 2010」の追加公演としてZepp Tokyoで行われたライブ映像が収録されたDVDが付属しています。これにより、ライブの熱狂と興奮を追体験することができます。

楽曲解説

NO.1

東京ドーム公演のオープニングナンバーとして制作されたこの楽曲は、当初、他の候補曲を差し置いてまで制作されました。TAKUYA∞は「今年一番の出来」と語るほど自信作であり、制作時の仮タイトルがそのまま正式タイトルとなりました。歌詞は、自分たちがNo.1であるというストレートなメッセージが込められており、攻撃的な表現も含まれています。しかし、その真意は他者を見下すことではなく、自分たちの夢や目標を臆することなく表現できる姿勢こそがNo.1である、というUVERworldの強い意志が込められています。PVは、クラブを舞台にダンサーに囲まれながら演奏するメンバーの姿が描かれており、石井貴英が監督を務めています。

6つの風

この楽曲は、社会のムーブメントが自分たちにもたらす影響に対する疑問から生まれたとされています。

超大作+81

メンバー曰く「真剣にふざけた曲」であり、前作「core ability +81」の続編として制作されました。楽曲中には複数の曲が挿入されており、信人のソロデビューや真太郎の犯罪者扱い、克哉の父親の名前が登場するなど、ユーモアに富んだ内容となっています。TAKUYA∞が中学生時代に制作した「ころしちまいな」や、公式ブログのコメントをきっかけに生まれた「バーベル」の一部も収録されています。また、信人のソロ曲「サランヘヨ」も収録されており、楽曲全体を通して遊び心満載の作品となっています。

アルバム収録

NO.1

6thスタジオ・アルバム『LIFE 6 SENSE』には、アルバムバージョンとして「NO.1 (album ver.)」が収録されています。また、2ndベスト・アルバム『ALL TIME BEST - MEMBER BEST -』にも収録されています。

* 6つの風

6thスタジオ・アルバム『LIFE 6 SENSE』には、アルバムバージョンとして「6つの風 (album ver.)」が収録されています。

「NO.1」は、UVERworldの音楽的な多様性と、ライブパフォーマンスにおけるエネルギーを象徴する楽曲であり、彼らのキャリアにおいて重要な位置を占めています。

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