LIFE 6 SENSE

UVERworld - LIFE 6 SENSE

『LIFE 6 SENSE』は、UVERworldが2011年6月1日にリリースした6枚目のオリジナルアルバムです。本作は、偶然にも「6」という数字にまつわる事象が重なったことから、このタイトルが付けられました。6枚目のアルバムであること、6月に発売されたこと、一部楽曲に6人目のメンバーである誠果が参加していること、そしてメジャーデビュー6年目であることがその理由です。

アルバム概要

アルバムからは、「いつか必ず死ぬことを忘れるな」「一石を投じる Tokyo midnight sun」「ace of ace」の3曲がリードトラックとして選ばれ、これらの楽曲のPVは、いずれも神奈川県川崎市にあるAvaco Studioで撮影されました。このスタジオでの生演奏シーンを収めたPVは、彼らの音楽に対する真摯な姿勢を伝えています。また、アルバム発売から約1か月後には、MUSIC ON! TVで同スタジオでのPV撮影やレコーディング風景をまとめた番組が放送され、その映像は7thアルバム『THE ONE』の初回生産限定盤DVDにも収録されました。

オリコンアルバムデイリーチャートでは2位を獲得し、初日だけで約4万枚を売り上げました。これは前作『LAST』の初日売上を1万枚上回る記録です。週間アルバムチャートでは、初動95,235枚を売り上げ、前作『LAST』の81,210枚を上回り、初登場2位となりました。年間アルバムランキングでは49位を獲得し、UVERworldのアルバム作品としては年間順位で最高位を記録しました。

キャッチコピーは「まだまだ、行けるぞ。」

収録楽曲について

アルバムには、シングルとしてリリースされた「CORE PRIDE」や「クオリア」の他、多様な楽曲が収録されています。

CORE PRIDE: アニメ『青の祓魔師』のオープニングテーマ。仮タイトルは「SIX」でした。
いつか必ず死ぬことを忘れるな: アルバム発売の数ヶ月前に起きた東日本大震災の影響を受け、収録が一時審議されましたが、今こそ収録すべきという判断に至りました。真太郎はこの曲を「アルバムを通してメッセージが最もストレートに伝わる」と語っています。
一石を投じる Tokyo midnight sun: TAKUYA∞が10代の頃から好んでいたR&BやHIP HOPの要素を取り入れた楽曲です。
ace of ace: 鈴鹿サーキットからインスピレーションを得て制作された楽曲で、真太郎がドラムで苦戦した一曲です。ライブではイントロが追加されることが多いです。
NO.1 (album ver.): 17thシングルのアルバムバージョン。冒頭の台詞と1番サビ前の歌詞がカットされています。
クオリア: 映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の主題歌。
シークレット: TAKUYA∞の友人の実体験を元に歌詞が書かれています。
勝者臆病者: メンバー曰く「真面目にふざけた曲」で、「金の斧銀の斧」や「鶴の恩返し」などの童話が歌詞に登場します。
6つの風 (album ver.): 17thシングル「NO.1」の収録曲のアルバムバージョン。テンポが速くなり、デジタルサウンドが強調されています。
一億分の一の小説: 東日本大震災後にファンから送られた小説からインスピレーションを受けて制作された楽曲です。制作中に何度もアレンジが変更され、最終的に当初の雰囲気から大きく変化しました。
MONDO PIECE: 18thシングル。当初はアルバムのみの収録予定でした。
白昼夢: 『一億分の一の小説』と同様に、東日本大震災後に歌詞が書かれました。TAKUYA∞は、この曲を歌う際に「上手さを意識せず、とにかく大きい声を出すように心がけた」と語っています。

DVD収録内容

DVDには、「GOLD」「クオリア」「NO.1」「MONDO PIECE」のPVに加え、過去に公式HPで公開されていた「core abilities」の短縮版や、『UVERworld LAST Tour 2010』のZepp Tokyoでのライブ映像ダイジェスト版が収録されています。

参加ミュージシャン

SEIKA：Sax (#1.3)
中西康晴：Piano (#1.6.7), Organ (#3), Rhodes (#3.7)
asami：Female Vocal (#3)
弦一徹ストリングス：Strings (#5.6.7.12)

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